中学受験のメリットとしていえることには、次のようなことがあります。
1.1. 高校受験がない
中学受験を実施する多くの中学校では、中高一貫教育を行っています。公立中学に進んだ場合、高校に進学するためには高校受験をしなければなりませんが、中学で受験してしまえば高校受験がないことは、大きなメリットといってよいでしょう。中学から高校にかけての多感な6年を、受験を気にすることなく過ごすことができます。
また、多くの学校が中高一貫で教育カリキュラムを組んでいるため、公立中学にはない教育を受けることができます。例えば、中学1年から高校2年生までの5年間で中高のカリキュラムを終え、高校3年では大学受験に特化した勉強をするというのも、私立ならではです。
1.2. 子どもに合った教育理念を掲げる学校を選べる
私立の中学校には、「自主性を重んじる」「国際性を養う」「文武両道を目指す」など、学校ごとに建学の精神や教育理念があります。また、男子校、女子校、共学など、運営方針もさまざまですし、キリスト教、仏教のように、宗教を礎にした学校があることも公立中学にはない特色です。
このように多彩な学校の中から、お子さんに合った学校を選ぶことができることは、中学受験のメリットです。学校の質がお子さんに合っていれば通うことが楽しくなりますし、長所もぐんぐん伸びていくのではないでしょうか。
1.3. 学力や生活レベルが均一になりやすい
公立中学は誰でも入学することができますが、中学受験では入学試験により生徒の選抜が行われます。そのため、同級生の学力レベルに大きな差が生じることはありません。また、学校ごとの校風や教育理念に合った子どもたちが入ってくるため、生活のレベルや環境も似てきます。
周りにいるのが同じ受験を乗り越えてきた子たちであり、学力面でも家庭面でも通ずるところがありますから、お子さんにとっては「学校になじみやすい」というメリットがあるといえるでしょう。
1.4. 合格した際に達成感が得られる
多くのお子さんが、小学校4年生から中学受験の勉強をスタートさせます。6年生までの3年間を受験勉強に打ち込み、合格を手にした達成感は言葉にはしがたいものがあるかもしれません。このような達成感が得られることも、中学受験のメリットといえるのではないでしょうか。





