様々な病気の原因になる、ウイルスというものは聞いたことがあると思います。
風邪をひくのもウイルスの仕業です。
ウイルスの中でも特に有名なのが、インフルエンザの原因となるインフルエンザウイルスです。
ウイルスはよく、ばい菌や細菌、バクテリアなどと混同されます。
ばい菌というのは、細菌と同じものを示しています。
細菌の中でも、特に人間の害となるものがよくばい菌と呼ばれているのです。
ちなみに、細菌を英語にしたものがバクテリアです。
細菌は、生物です。
しかし、ウイルスは純粋に生物とはみなされず、無生物との境目にあるものとして、半生物と考えられています。
何故かというと、遺伝子は持っているものの細胞によって構成されておらず、自己増殖ができないため、無生物と生物の両方の特性を持っているからです。
では、ウイルスがどうやって増えるのかというと、実は他者を宿主として増えていくのです。
その際は、宿主からエネルギーを少しずつ奪うだけではなく、宿主の細胞も利用しています。
ウイルスはこうして増えていくので、ウイルスにとって人類というのは実は大切なのです。
人類がいないと、増えることができなくなるので、ウイルスによる直接の死亡率というのはそんなに高くはないのです。
例えば、過去に世界中で大流行して、大量の死者を出したペストという病気があります。
この病気の原因となるのはペスト菌、つまりは細菌です。
この病気の死亡率は、かつて20%を超える頃もあったほどです。
ただし、今では感染者も減り、治療法が確立されていることもあって、10%未満になっています。
一方、現在流行中の新型コロナウイルスの場合、確実な特効薬がないにも関わらず死亡率は7%未満です。
インフルエンザに至っては、0.001%でしかありません。
この数値からも、ウイルスが人間を絶滅させることはないというのが分かるでしょう。





