サピックスは中学受験をする小学生のための塾で、「四谷大塚」「早稲田アカデミー」「日能研」と並び「四大受験塾」として名をはせている塾です。特に、首都圏において「御三家」と称される有名難関中学校への合格者が多く、4つの塾の中において抜きん出た存在になっています。
クラス編成は、成績順です。入室に際してはテストを受け、その点数によってクラスが振り分けられます。その後も頻繁にテストが実施され、そのたびにクラス替えが行われることはサピックスの特徴のひとつといってよいでしょう。
指導は、徹底した復習中心主義をとっています。授業で使う教材も当日配布するというシステムになっていますから、そもそも予習を前提としたカリキュラムになっていないということです。
「復習中心」というと「予習するよりは負担が少ないのでは?」と考える方も多いようですが、サピックスの授業はスピードが非常に早く、レベルの高さも相当なもの。しかも家では宿題もこなさなければなりません。自力でついていけるのは、上位のクラスに在籍する一握りの子どもだけといわれているほどです。
具体的な流れとしては、当日配布の教材『デイリーサピックス』で授業を受け、次回の授業の初めに『デイリーチェック』というテストで、その理解度を確認します。つまり、『デイリーチェック』で得点するためには、『デイリーサピックス』や復習教材『デイリーサポート』を使って家庭学習をするというサイクルを定着させる必要があるということです。ほかにも補助教材で家庭学習をすることが求められますし、月に一度の『マンスリーテスト』、年に数回実施される『組分けテスト』などにも備えなければなりません。
お子さまひとりでこのような流れを管理し、スケジュールを組んで勉強することは、かなり難しいのではないでしょうか。「サピックスは、親も関わりながら学習する塾だと思っておいたほうがよい」といわれるゆえんです。





