家族で時事問題対策をすると言っても、どのような問題が出題されているのかわからなければ対策のしようがありません。
そこで、昨年度の入試で多く出題された時事問題についていくつかご紹介します。
潜伏キリシタン関連遺産の世界遺産登録
2018年6月に長崎・天草地方の潜伏キリシタン関連遺跡がユネスコ世界遺産に登録されたことを受け、多くの中学校で世界遺産に関する問題が出されました。
ただ、一口に世界遺産といっても、九州、沖縄地方にある世界遺産の登録件数を答えさせる問題や、東京都に属する自然遺産を答えさせる問題など、今回登録された潜伏キリシタン関連遺産だけに限らず幅広い出題が見られました。
首脳会談
アメリカのトランプ大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が行った、初めての米朝首脳会談に関連する問題も数多く出題されていました。
その内容は、初めての米朝首脳会談が行われた国名や場所を答えさせる問題や、議題となった非核化に関連する問題などとなっていました。
台風、はやぶさ2
理科の時事問題では、2018年に相次いで起こった豪雨や台風、さらに宇宙航空研究開発機構が打ち上げた「はやぶさ2」について扱った問題が目立ちました。
具体的には、台風の特徴や台風が最も多く発生する場所、発生しやすい理由など、また「はやぶさ2」が探査する小惑星の名称についてなどが出題されていました。
2020年度受験の出題予想
それでは、2020年度入試で出題が予想される時事問題のテーマについて解説しておきましょう。
新天皇即位と改元
日本国内における今年一番のニュースは天皇の退位と即位、新元号についてでした。
このことに関連した問題に対応するため、日本国憲法第一章「天皇」についての条文、200年以上の長い年月を経て復活した「上皇」に関する知識を復習しておきましょう。
また、即位に関してゴールデンウイークが10連休になったことや、昨年と変更になった祝日など、祝日に関する知識が問われる可能性もあります。
さらに、新元号の「令和」の典拠が万葉集であったことを踏まえ、万葉集や太宰府についての知識も確認しておく必要があるでしょう。
世界遺産
今年も新たに「百舌鳥・古市古墳群」がユネスコ世界遺産に登録されたことから、世界遺産に関する問題にも引き続き注意が必要です。
世界遺産に関する問題は、登録された世界遺産だけではなく、その世界遺産がある都市や地域に関する問題や、その世界遺産に関する歴史的な問題も含んだ出題が多くなっていますから、今回新たに登録された「百舌鳥・古市古墳群」の代表的な所在地の堺市や、古墳・埴輪などについて総合的に確認をしておく必要があります。
国際情勢
国際情勢においては、米中問題や北朝鮮問題、イギリスのEU離脱、環境問題などを中心に復習しておくことが大切です。
特に、米中問題やイギリスのEU離脱問題、環境問題については2019年12月現在でもニュースで様々に取り上げられていますから、日々のニュースをしっかり確認して、その背景にある出来事も確認しておきましょう。