結局受験をするのはお子さんなのですから、親がいくら張り切っていても空回りになりかねません。
だからといって、一切何もしなくていいという訳ではありません。
何よりも大切なのは、“お子さんの頑張りを見守ること”です。
つい口を出したくなってしまうこともあるでしょうが、そこをじっと我慢することが大切なのです。
まずは、これを最優先に考えましょう。
そして、お子さんと接する際に気を付ける点がいくつかあります。
よくありがちなのが、
「頑張りなさい、あなたの将来のためなんだから。」
といった励ましですが、これは実のところ逆効果です。
大切なことは、“お子さんの話を最後まで遮らずに聞く”ということです。
お子さんが何か言いたいことがありそうだったら、自分の意見を挟むのではなく最後までその話を聞いてあげましょう。
会話の間は、決してそれに反論するのではなく、「そうだね。」と相槌を打ちながら同調し、
きちんと聞いていることや、否定しないということを示しましょう。
そして、何に悩んでいるのかを聞いたらその解決策を一緒に考えていき、肯定する方向に話を進めていきましょう。
決して、「だって」や「でも」、あるいは「みんなは」といった言葉は挟まないようにしましょう。
また、その意見に対して理解を示して、
お子さんが調べたことなどを根拠にしている場合は、きちんと調べていることを評価しましょう。
そして、話しが終わった後にアドバイスや自分の意見などを言うのであれば、
まずはお子さんにその許可をもらってから話すようにしましょう。
そのことについて私の考えがあるけど、聞いてみる?といった聞き方をして、
あくまでも自分はこう思う、ということを前面に出し、それに従う必要はないことを示しましょう。
中学受験はお子さんの将来に関わることです。
お子さんの人生において、あくまで主役となるのはその本人なので、尊重するべきなのは本人の意見なのです。
考えを聞いて、アドバイスをして、それでも答えが出ないようなら急がせないようにしましょう。
親から急かされると、お子さんはその親の意見を聞かなければいけないのか、という思いを抱いてしまいます。
そうではなく、お子さんが自分でしっかりと考えて、自分の意志で何をどうするのか、
はっきりと答えるまで待ってあげてください。
そうして自分の意志を固めることで、受験に対するモチベーションも高まっていくのです。
ただし、本人の意思を重視するとは言っても、無関心とは違います。
自分の好きにしなさい、ではなく、応援するからあなたが思うようにやりなさい、ということなのです。
意思を尊重することと、放任主義は違うということを忘れないでください。

2020/01/17
中学受験をするお子さんに、親はどう関わっていくべきか
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