論説文を攻略するには、いくつかのポイントがあります。
苦手という人は、このポイントを理解していないことが多いのです。
どのようなポイントがあるのか、解説します。
論説文の基本は、文章を読んで理解することです。
それにより、内容を要約しやすくなります。
そして、文章の中には、読解問題を解く際のヒントがあるため、正解がわかりやすくなるのです。
これを繰り返していくと、ヒントがある場所をすぐに見つけられるようになります。
そうすれば、すべてを読まなくても問題を解けるようになっていきます。
そうやって、スピードを上げていくのです。
練習としては、文章を読みながら重要と思えるところに線を引きましょう。
何度も繰り返すうちに、本当に重要なのがどのポイントなのかをすぐにわかるようになります。
続いてチェックしたいのが、接続詞です。
接続詞には様々な種類があるのですが、その中でも注目したいのは3種類です。
それは、逆接、説明、換言です。
| 逆接 | だけど、しかし、ところが、にもかかわらず、でも、それなのに、等 |
| 説明 | だって、なぜなら、なぜかというと、というのも、等 |
| 換言 | つまり、このように、要するに、すなわち、等 |
この接続詞がなぜ重要なのかというと、そこに続くものは重要ポイントが書かれていることが多いからです。
これらの接続詞が問題文の中にあったら、その後ろに続く言葉に線を引くようにしましょう。
これに注目すると、重要な点がすぐに見つけられるようになります。
知っていると、問題を解くスピードが格段に上がるでしょう。
問題文を一度読む際は、上記の接続詞を見逃さないように注意してください。
簡単な例でいうと、「今日は友人と待ち合わせをしている。しかし、目覚めたのは昼だった。」という文章があった場合、昼に目覚めたことで友人との待ち合わせに支障がある、ということが読み取れます。
つまり、友人との待ち合わせは朝から昼にかけての時間、ということが推測できます。
おそらく、昼に起きたことで待ち合わせ時間に間に合わないかもしれない、もしくは間に合わなかったのだろうということが読み取れるのです。
もう一つ例を挙げます。
「今日はスーパーに買い物に行かなければならない。にもかかわらず、車が故障してしまった。」という文章なら、買い物に行くには車が必要だということがわかります。
このように、接続詞に続く言葉はその文章の中で重要な意味を持つことが多いのです。
しかし、前後の言葉と併せて意味を持つこともあるので、その言葉につながる言葉も一緒に探していくといいでしょう。
また、論説文では筆者が考えていることと、それ以外のことが書かれています。
それ以外というのは、要するに筆者の考えを述べるうえでの前提となることです。
これがなければ、筆者が訴えたいことが何なのかわからないことも出てくるでしょう。
そして、論説文の中で重要なのは、当然筆者の主張です。
それが重要でないのなら、説明文で十分でしょう。
筆者の主張があるからこそ、論説文は成り立っているのです。
それを把握するために、主張とそれ以外の文章をしっかりと区別しなければいけません。
そして、それに関連する例や知識などを見つけ、併せて読んでいきましょう。
そうすることで、筆者が何を言いたいのかがわかりやすくなります。
筆者の主張は、文章ごとや段落ごとにあります。
それぞれ、主張とそれ以外の部分を分けて読んでいきましょう。
それが習慣になれば、問題の答えがどこにあるのかを見つけやすくなります。
論説文には、慣れも必要です。
論説文でよく出るテーマがあるのですが、そのテーマの論説文はいくつも読んでみましょう。
近い内容のものなら、読みなれていれば理解も早くなります。
特に重要なのが、事前に知識を仕入れることができるという点です。
テーマによって、それぞれの分野の専門用語が出てくることがあります。
環境論や科学論などでは、日常生活で出てくることがない用語もあるため、先に調べておかなければ理解するのに時間がかかってしまいます。
わからない用語は飛ばさずに、しっかりと調べるようにしましょう。
また、塾の先生や家庭教師などにもテーマの概要を確認して、わからないことは説明してもらうようにすると、理解がより深まります。