ところで、中学受験で提出する内申書(調査書)は、どのような位置づけにあるのでしょうか。確認しておきましょう。ところで、中学受験で提出する内申書(調査書)は、どのような位置づけにあるのでしょうか。確認しておきましょう。
内申書は、私立中学校では参考資料程度の位置づけで、合否に関係することはほぼないと言われています。
しかし、公立中高一貫校では、内申書も合否を判定する材料のひとつとなるため注意しておきたいところです。多くの学校は、筆記試験の内容80%、内申書の内容20%で総合的に合否が判定されるといわれています。中には、もっと内申書の内容を重視する学校もありますから、事前に募集要項をしっかり確認しておきましょう。
以上をふまえた上で、内申書の位置づけについて解説します。
2.1.内申書の何を見るのか
どこに重きを置くかは出願する中学校によって異なるため一概には言えない面もありますが、内申書で中学校側が注目するポイントは、出席日数、成績、学校での様子の3点です。
出席日数と受験に何の関係があるのか……と思われるかもしれませんが、極端に出席日数が少ないと、やはりその理由は気になるものです。健康上の問題があるのかもしれないなどの疑念につながってしまうこともあります。考慮すべき特別な事情がある場合は、その旨を小学校の先生に付記してもらうようお願いしてみましょう。ただ、実際に記載するか、どのように記載するかは先生の判断に委ねられることも心得ておいてください。
各教科の成績や学校での様子からは、小学校生活全般の評価や子どもの特性を読み取ります。特に公立中高一貫校では、部活動や委員会活動など学校生活にどのように取り組んできたかが重視されるようです。
2.2.通知表のコピーの提出が求められることもある
内申書は、小学校の先生に依頼し、小学校長の名前で発行される書類ですが、その内申書に替わるものとして、通知書のコピーを提出するように求められることもあります。成績部分だけのコピーですむ場合もあれば、出席日数や活動の評価までを提出しなければならないこともあるので、募集要項を確認し、不備のないように準備をしましょう。
2.3.内申書の提出を求めない学校も多くある
私立中学校では、内申書の提出を求めない学校も多くあります。こういった学校の合否判定で重視されるのは、入学試験での得点です。
もし「内申書での判断はされたくない」「当日の実力だけで勝負したい」という希望がある場合は、志望校選択の際、内申書不要の学校に的を絞ることも方法のひとつといえます。