模試を受けることには、いくつものメリットがあります。
ひとつは、受験の疑似体験ができることです。中学受験は広い会場に受験生を集めて行われるため、小学校で受けるテストとは違う独特の緊張感が漂っています。その緊張感を模試で体験することができます。
中学受験をする子どもたちの多くは模試を経験し、雰囲気に慣れていると言って差し支えありません。模試を受けることは、受験の予行練習であるともいえるのです。
また、模試を受ければ、受けた小学生全員の中の順位、偏差値など、自分の実力がどのくらいであるのか客観的に知ることができます。もちろん、塾に通っていれば、その中でのだいたいの順位はわかるでしょう。しかし、中学受験をするのは、同じ塾に通っている子どもだけではありません。模試のような機会があってこそ、力比べができるというものです。
模試では、志望校の合否判定も出してくれます。ここで大切なのは、「合格」「不合格」の判定に一喜一憂せず、判定をひとつの指標にして勉強の方針を決めていくことです。模試の結果は、点数や偏差値だけでなく、正答率や弱点まで細かく分析されて出てきます。自分の弱点がわかれば克服に向けた勉強法を考えることができますし、4科目の学校を受けるか、2科目に徹するか、受験校を選ぶときにも参考になります。模試を受けることで得られるデータや情報は、多種多彩です。
模試は日程を公開したうえで実施されますから、模試の日に照準を合わせることで、計画的に勉強を進めることができます。勉強はなんとなく取り組むよりも、計画性をもって取り組んだほうが効率的です。





