そもそも、働き方改革とは何のことなのでしょうか?
実際のところ、働き方改革という言葉自体は数年前から登場しています。
それなのに、何故今年になって注目されているのか、理由も含め解説します。
働き方改革に関しては、2017年に働き方改革推進会議が内閣官房に設置されていて、そこで働き方改革実行計画をまとめ、実現するためのロードマップが示されています。
計画の内容は、処遇改善、労働生産性向上、長時間労働の是正、柔軟な働き方の環境整備、多様な人材の活躍に関する、9つの分野に言及しています。
これまで切り込むことができなかった労働問題の是正にも取り組んだことで、画期的といわれた大改革なのですが、単に切り込むだけではなくそれが企業の現場へと浸透していき、生活の向上につながることが課題とされています。
これには、少子化に伴う労働力不足の解消という面もあります。
今までなら働くことが困難だった主婦や高齢者が就労できるような環境を整えて、妊娠しながらも働けるようにすることで出生率を高めて将来の働き手も増えるようにしているのです。
実際に働き方改革関連法案が成立したのは、2018年6月29日のことです。
その内容には、違反した場合に罰則が科されるものもあります。
それもあって、実施されるのは2019年4月以降となり、それまでの間は移行期間となっています。
そして、昨年からこの働き方改革で、新たな面に注目が集まりました。
それは、「個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方の選択」という面です。
元々は、育児や介護と両立して働けるように、という目的だったのですが、若干違う形で現場へと導入されるようになりました。
それは、新型コロナウイルスの感染拡大です。
会社という、多くの人が集まる職場での感染や、通勤電車内での観戦などが不安視される中で、柔軟な働き方に注目されたのです。
その結果、導入が進められたのがテレワークです。
本来は、育児や介護をしながら働きたい人を想定したもので、自宅に居ながら仕事ができるようにする、というものでした。
それが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、通勤や出社といった人の集まる環境に行く必要をなくして、自宅で仕事をすることができる、という形に変わったのです。
2020年以降は、導入する企業が増えています。





