苦手教科をどう克服するか、その方法を解説してきましたが、具体的にどうやればいいのかわからない、という方もいると思います。
そこで、一例ですが苦手教科別の具体的なやり方について、紹介します。
まずは、国語が苦手な場合を考えてみましょう。
国語は、なるべく説明文などの長文を毎日、1つずつ音読させることから始めましょう。
もちろん、一人で読ませるのではなくそばで聞いてあげてください。
音読を聞く中で、きちんとその内容を理解して読んでいるか、聞きやすい速度で読んでいるか、接続詞に気を付けているか、などを確認していきます。
おかしいと思ったところは、その都度質問していきましょう。
子どもも、読む習慣を身につけることで文章の意味を理解しやすくなります。
また、漢字を覚えることにもつながっていきます。
そして何より、親御さんが聞いてくれることで一緒に勉強している気分になるので、モチベーションの向上にもつながるでしょう。
算数については、とにかく反復学習が大切です。
苦手なところがあれば、完璧に解けるまで何度でも繰り返し解いて、時間内で間違いなく解けるようになってから次の段階に進みましょう。
同じような計算を何度もこなしていくうちに、どう解いていけばいいのかがわかるので、ミスをしにくくなります。
また、少しずつ解く速さが上がっていくと、自信にもつながっていくでしょう。
ただし、同じところで何度も間違えてしまうようなら、考え方がそもそも間違っているかもしれません。
その場合は、もう一段階簡単な問題からおさらいしていきましょう。
理科に関しては、名前が出てきたものを身近なものの中から見せてみると、興味を持ちやすくなります。
例えば、塩化ナトリウムというとピンとこないでしょうが、塩と言い換えればイメージもしやすいでしょう。
他にも、酢酸や塩素、炭酸水素ナトリウムなど、様々なものが身近にあります。
それを知ったうえで、簡単な実験なども行ってみると、さらに理解しやすくなるでしょう。
星なども、晴れた日の夜に外で星を見て、どれがどの星なのか一緒に探してみると、覚えやすくなります。
社会は、主に地理と歴史に分けられます。
地理については、野菜の産地や工業製品の工場の所在地、あるいは本社の所在地など、近くにあるものと結びつけながら覚えていきましょう。
おおよその場所などを覚えたら、次は気候や特徴、産業などを覚えておくと、なぜその産業が発達したのかということも考えやすくなるでしょう。
ただ暗記するのではなく、興味を持たせることが大切です。
歴史は、まず大まかに時代を分けて、それぞれの特徴的なものから覚えていくといいでしょう。
例えば、鎌倉から江戸時代にかけては武士、というくくりで覚えていきます。
そこから、徐々に細かいところへと移っていき、それぞれの時代で重要な人名、出来事などに進んでいきましょう。
そして、どの教科でもそうですが、子どもの学習が進んだ時は必ず褒めてあげましょう。
時には、教えてもらうという形をとって知識を確認して、「教えてくれてありがとう」といってあげると、子どもも自尊心が満たされて喜ぶでしょう。