まず、実際に指導してもらう子どもと家庭教師のトラブルの中で、よくある事例です。
1.1.成績が上がらない
家庭教師を頼んでいるのだから成績が上がるはず……が、成果が見えないことがあります。一般的には、3ヵ月ほどたてば、「やる気が出てきた」「自ら勉強に取り組むようになった」など、何かしらのいい変化が見られるといって差し支えありません。
ところが何の変化も見られない……という場合は、家庭教師のスキルの不足が懸念されます。
そうは言っても、親がつきっきりで指導の仕方を見ているわけにもいきません。
そこで大切なのが、親が能動的に、子どもや先生とコミュニケーションをはかることです。どんな教材を使い、どんな指導をしているのか、まずは授業内容を把握しましょう。さらに「理解度を確認しながら進めてほしい」「苦手な算数を強化してほしい」など、要望もしっかり伝えてください。
それでも改善されない場合は、家庭教師を変更することも検討したほうがよいかもしれません。
1.2.学習ペースが遅い
学習ペースが遅く「学校の定期試験や受験に間に合わなかった」というトラブルもあります。家庭教師が学習計画を立てずに漠然と教えていると、このようなことになりがちです。もしくは、学習計画は立てているものの、先生にスケジュール管理の能力がなく、計画通りに進められていないことも考えられます。
この場合も、まずは先生に学習計画や進め方の相談をするなどコミュニケーションをとりながら、要望を伝えることが大切です。それでも改善が見られないのであれば、やはり家庭教師の変更を検討する必要があるかもしれません。
1.3.生徒と家庭教師の相性が悪い
残念ながら、生徒と家庭教師の相性が悪いということもあります。こうなると当然ながら勉強に身が入らなくなりますし、先生のモチベーションも低下するという悪循環に……。
このトラブルを避けるためには、事前に体験授業を受けたり、面談をしたりして、子どももまじえて会ってみることが必要不可欠です。例えば「友人からの紹介だから大丈夫」と、会わずに依頼するようなことは避けましょう。
相性が悪い家庭教師に依頼するのは、双方にとってよいことがありません。変更を検討することも必要です。





