栄東では、生徒の可能性を最大限に引き出すという目的で、中学校1年生からすべての教育プログラムにALを組み込んでいます。
ALとは、一方的な講義式の授業ではなく、グループワークやディスカッション、プレゼンテーションを通してコミュニケーション能力や思考力、表現力を養っていく学習方法を指しています。
栄東のALは科目授業にとどまらず、総合的な時間、行事、部活などすべての活動に及びます。学校での活動すべてが生徒の興味関心を引き出すプログラムとなっていることは、非常に興味深いですね。
説明会では、英語科の先生でもある田中校長先生より、校長先生ご自身がメインスピーカーをされた、中学1年生の英語ALの様子が紹介されました。授業では、生徒自身が英語でプレゼンをしたり、生徒がネイティブの先生に英語で質問したりと、英語での対話が活発に行われていました。時には、国語など他教科の先生も英語ALに参加して、英語で質疑応答をすることもあります。
英語ALの狙いは、単語や文法といった基本基礎をベースに、物理や化学など他の教科で学んだ知識を活用し、他人と意見を交えながら英語で自分の考えを発信していくことにあります。英語以外の教科で身に付けた引き出しをうまく使いながら、知識を知恵に変えていく。そしてその知恵を自らの言葉で発信していく。田中校長先生が仰る”英語の授業であって、英語の授業ではない”という言葉の通り、栄東の特徴でもある教科横断的な授業の様子を見ることができました。
他にも、中学生の地理の授業では、地理・化学・物理の先生が合同で授業を行うこともあるそうです。
また栄東では、通常の授業だけではなく、部活動や行事もALの一環と位置付けられています。部活動は、自分の興味や好きなことを突き詰める中で、将来自分が何をしたいか考えることができる貴重な場なので、初心者であってもぜひ関心を持ったことにチャレンジしてほしいとのことです。
文化祭では、ミュージカルの上演も行われています。企画や脚本、衣装などをすべて生徒主体で進める中で、仲間と協力し、考えながら1つの物を創り上げる経験はきっと一生の思い出になることでしょう。
ALは校内にとどまりません。校外ALとして、中学1年生は河口湖AL、中学2年生は京都AL、中学3年生はオーストラリアAL、高校1年生は信州AL、高2はアメリカALを行います。友人たちと寝食を共にして絆を深めると共に、自分たちの目で見て身体で感じることで学びを深めることができます。
最近では学外での個人の活躍も目覚ましく、最年少15歳(中3)で行政書士に合格した生徒もいます。