2024年度でSSH指定校Ⅱ期目(6年目)となります。
中附はSSH指定校としては珍しく、理工系学部進学率が約1割の学校です。高3で文理選択をし、文系8クラス・理系2クラスに分かれます。
そうした中で理工系・科学技術系の人材を育成するために、以下のような取り組みを行っています。
◇自然科学×英語◇
自分→自分の街→自分の学校→日本→世界というように、自分を中心として範囲を広げていき、表現活動をしています。Project in English for Scienceという活動です。
英語での自己表現力を磨き、アウトプット力をつけることを目標としています。
◇探究×英語◇
「教養総合」という科目では、自身の研究した内容を日本語だけでなく英語でも発表します。それによって、生徒の英語力向上と新たな気付きを得ることが期待できます。
例えば、高3理系の卒業研究では研究内容を英語でポスターにまとめて発表し、質疑応答を行います。
他校で行われる「英語による科学研究発表会」にも参加し、他校生ともポスターセッションなどを通じて交流します。中附が主催して、他校に来てもらうこともあるそうです。
また、自然科学研究が盛んなハワイでの研修も用意されています。
現地の高校生と研究発表会をしたり、天文学研究所やハワイ大学に訪れたりして見識を深めます。
◇数学で読み解く現代社会◇
これからの時代において、文系生徒であっても科学技術系人材としての資質が必要であるという考えをもとに、高3文系を対象に2024年度に新設されました。
ここでは高校の数学・情報の学習内容を土台として、実社会で活かせる内容を横断的に学習します。具体的には確率統計・線形代数・微分など、AI・データサイエンスに関する内容を扱っているそうです。
座学と並行し、実習として、生徒自身が関心を持っている事柄について数学的な観点から分析をします。今後は校外コンペにも出場できるような生徒を育てていきます。
また、2027年度には中央大学に「健康スポーツ科学部」「農業情報学部」(いずれも仮称)が新設されます。これらは文理融合・分野横断型の学部であるため、文理の枠を越えて活躍できる科学系人材の育成を目指して高大連携を進めます。