渡部校長先生からお話がありました。
◇英語教育◇
東京女学館では、創立時から国際交流を重視した女子教育を行ってきました。
2004年から国際学級を設置し、北米の現地校に近いカリキュラムを組んでいます。その結果、国際社会で活躍する人材を数多く輩出してきました。
この英語教育を強化するために、各学年に1クラスの国際学級を、2026年度入学生から2クラス編成とします。1学年6クラスという編成は変わりませんが、国際学級2クラス・一般学級4クラスになります。
特に力を入れたいのは、海外大学進学を視野に入れたケンブリッジ英語教育です。そのため、現在、ケンブリッジ国際認定校に申請しています。これまでも海外大学を目指す生徒はいましたが、海外で通用する高い英語力の養成にこれまで以上に尽力します。
このように、より一層グローバル化に挑戦していきますが、一般学級にも変わらず力を入れ続けます。
一般学級では文部科学省の指導に忠実に従って英語教育を行い、5年目となります。間違いを恐れずに英語でコミュニケーションをとろうとする生徒が増え、良い結果も出ています。
また、教科横断型のSTEAM教育も並行して実施しています。医学部希望者も一定数いますので、習熟度別授業などでサポートしています。
国際学級・一般学級ともに強化を続け、東京女学館の強みを磨いていきます。
◇教育方針◇
東京女学館は、今から136年前に伊藤博文や渋沢栄一らによって創立されました。欧米の婦人と同等に話ができるような国際性と教養、そして気品を備えた女性を育成することを建学の精神としました。
また、新たに教育目標を「高い品性を備え、人と社会に貢献する女性の育成」とし、「インクルーシブリーダーシップ」を大切にしています。
同じ人物が常にリーダーになるのではなく、誰もがあるときはリーダーに、あるときはサポーターになって、仲間とともに一つのことを成し遂げる力を育てます。ときには仲違いをすることもありますが、そういった経験をすることで他者を敬う心が培われます。
さらに、定めて約50年になる教育モットー「品性を高め、真剣に学べ」は、各教室に掲示されています。
中高6年間は繊細で成長著しい、人としての核を形成する時期です。この時期を東京女学館で過ごすことで、主体的に考えて行動し、学ぶことのできる人材となっていきます。
渋谷という立地も活かし、博物館や美術館、大使館に直接足を運んだり、プロから茶道などの芸術に実際に学んだりすることで、感性も磨いていきます。
学校の枠を越えた学習としては、北里大学・東京女子大学・津田塾大学と連携して進めています。
大学の先生の講義を受けて探究学習につなげたり、自分でも論文を書いてみたり、研究室を訪れて先生に質問をしたりと、中高では通常できない経験をすることができます。
中高一貫校であることで、進路指導にもじっくりと時間をかけることもできます。
私たちは、この学校を出会いと発見の場にしてほしいと願っています。







