芝浦工業大学附属中学校の入試傾向と対策

入試対策のポイント

時間/配点出題傾向
算数 60分
120点
例年大問4~5問で、大問1は聞いて解く問題、大問2~3が計算・応用小問、大問4~5が応用問題のパターンです。小問は「割合と比」「速さ」「規則性」「図形」と幅広く出題されています。応用問題は「グラフを用いた問題」等と「図形」の2問の出題パターンです。「図形」は応用力が必要なやや難度の高い問題が多いです。解答欄には途中式や解き方の記入が要求されています。
国語 60分
120点
大問6問で長文が2問と俳句・詩の鑑賞文1問に、漢字や語句の知識問題という独特の構成です。大問1は聞いて答える問題です。長文は物語文と説明文から1問ずつになっています。設問は記号選択と抜き出しが中心ですが、20~50字程度の記述も数問あります。韻文では内容理解、表現技法に関する出題がされています。知識問題はことわざ・慣用句等様々な出題があります。
理科 50分
100点
大問7問前後で、各分野より出題されていますが、物理・化学分野の比重が高くなっています。設問は選択式や語句記入に、記述も見られます。物理・化学分野では計算問題の出題が目立ちます。問題量が多く、時間的に厳しい問題と言えます。算数と国語同様、大問1は聞いて解く問題になっています。
社会 全日程において社会の試験はありません。 ※2026年度より実施予定
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芝浦工業大学中合格へのポイントは?

算数は計算小問のウェイトが高い スピードと正確性がポイント

芝浦工業大学中の算数は、計算小問の配点がかなり大きなウェイトを占めています。図形分野ではテクニックが必要なものも見られますが、全体的には基本的な内容になっています。このタイプの問題はミスをしないこととスピードがポイントになります。後半の応用大問は設定がやや理解しにくい癖のある問題が多いので、合格ラインに乗せるには計算小問で9割以上の正解がほしいところです。

国語は韻文と知識問題対策が必要

芝浦工業大学中の国語は、俳句・短歌。詩の韻文の出題が定番化しています。通常の塾の指導ではあまり重く扱われない部分なので、過去問を含めてしっかりとした対策を行う必要があります。知識問題も同様で、ことわざ・慣用句をはじめ、筆順や仮名遣いなど多岐にわたって出題されています。いずれも男子にとっては苦手にしやすいものなので、意外に得点差がつくものになっているようです。

合格体験記

学校情報

学校名(かな)芝浦工業大学附属中学高等学校 (しばうらこうぎょうだいがくふぞくちゅうがくこうとうがっこう)
国公私立の別私立
共学・別学男子校
住所〒135-8139 東京都江東区豊洲6-2-7
電話03-3520-8501
ホームページhttp://www.ijh.shibaura-it.ac.jp/