慶應義塾中等部

入試対策のポイント

時間/配点出題傾向
算数 45分
100点
例年大問8問程度の設定です。前半は計算と一行小問で後半は2問の小設問のある応用問題という構成です。単元的には「図形」「速さ」「割合」「場合の数」等がよく出題されています。難度はそれほど高くないものが多いですが、問題数が多くスピードと正確性が必要です。図形や水量変化等のグラフを読み取らせる問題が多く出題される傾向にあります。問題自体の難度も年々上昇しています。
国語 45分
100点
例年大問4問程度の設定です。前半は物語、随筆、説明文の読解問題、後半は漢字、文法、語彙、文学史の知識問題という構成になっています。知識問題の比重が高いのが特徴です。形式も記号選択の問題がほとんどで、記述は書き抜き問題程度です。知識問題は一風変わった出題が多く、社会常識のようなものが問われている部分もあります。
理科 25分
50点
大問5問の設定で4分野からバランスよく出題されていますが、物理分野がやや多く出る傾向にあります。形式は記号選択のみです。実験・観察に基づいた出題が多く、知識を問うだけではない、理科の読解問題といった趣もあります。時間が短いので、問題の意図を素早く正確につかんで、正答を選ぶ判断力が要求されます。
社会 25分
50点
大問4~7問で年度によってややバラつきがあります。単元的には3分野からまんべんなく出題されています。時間に比して設問数が多く、近年も増加傾向にあります。テキスト外の知識も多く出題されていて、幅広い知識とスピードと正確性が要求されています。20~50字程度の記述も出題されます。

慶應中等部中合格へのポイントは?

スピードと正確さ勝負 典型題への対応力がポイント

付属校ならではの「速読即解」型の典型的な入試問題スタイルです。難問への対応力よりも、典型題をいかに時間をかけずに処理できるかどうかがポイントになります。難問は少ないとはいえ、それなりの知識や読解力は要求されているので、バランスよい学習が必要です。また、女子の受験生のレベルは非常に高く、8割以上の正答率が必要となってきます。2次試験の面接・実技も重要なポイントになっています。

算数はパターンで処理 スピードと計算の正確性が必要

慶應中等部の算数は近年やや難度が上がっていますが、基本的にはパターンで処理できるものです。問題数が多いこともあり、問題文を読んですぐに「あのパターンだ」と気付き、時間をかけずに解ききることが必要です。やや解きにくい問題が比較的小さい問題番号で出題されたりすることもあるので、問題の取捨選択や時間配分のセンスも重要であるといえます。

理社は算国と同配点。苦手な分野は命取りになる

慶應中等部は4科目均等配点で、理社の得点は合否に大きく影響します。幅広い知識と処理スピード次第ですが、知識を使える形にして身につけていないと短時間で解答することができなくなってしまいます。また高得点勝負で、出題分野の偏りはないので、分野や単元によって苦手があるとかなりの不利になるともいえます。

深い思考力や応用力よりもパターン処理能力

慶應中等部の入試は、とにか「スピード」と「正確性」です。逆に言えばいわゆる難問が解ける必要はあまりないともいえます。その意味では御三家や進学校重視の大手進学塾で下位~中位クラスにいたとしても、過去問対策で十分逆転を狙える学校といえるかも知れません。6年生の夏以降では塾のカリキュラムから離れて徹底して過去問対策を行うことも有効な手段です。
 

合格体験記

学校情報

学校名(かな)慶應義塾中等部(けいおうぎじゅくちゅうとうぶ)
住所(電話)〒108-0073 東京都港区三田2-17-10 03-5427-1677)
ホームページhttp://www.kgc.keio.ac.jp/

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