三輪田学園中学校の入試傾向と対策

入試対策のポイント

時間/配点出題傾向
算数 45分
100点
例年大問4問でⅠが小問総合、Ⅱが計算、以降が応用問題という変わった配列になっています。小問では「特殊算」中心の出題になっています。応用問題は「グラフ」を用いた問題が頻出していることが特徴的です。途中式の記入も要求されています。難度は標準的なものですが、問題量が多いことも特徴です。
国語 45分
100点
例年長文問題1問のパターンで、漢字の読み書きは長文に含まれます。長文は説明文が多いですが、物語文や随筆の出題も見られます。文章は内容的には難解なものではないですが、かなり長いことが特徴で、高度な読解力が問われます。設問に自分の言葉でまとめる記述式が多いことも特徴です。
理科 25分
50点
大問5問で、各分野より偏りなく出題されています。時間の割に問題量が多いことが特徴です。実験や観察を基にした出題が多く、グラフや図の読み取りや記入の問題も見られます。環境問題の出題もあります。各分野ともよく扱われるテーマが出題されていて、難度も標準的なものといえます。
社会 25分
50点
例年大問3問で各分野からまんべんなく出題されます。時事的な問題の出題も多く見られます。テーマに沿ったリード文を読んで設問に答える形式で、設問は記号選択、語句の記入、空所補充に、記述も見られます。理科同様時間に比して問題数が多く、厳しいものになっています。
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三輪田学園中合格へのポイントは?

算数で差がつく 小問の対応力がポイント

三輪田学園中の算数では、例年合格者と受験者の平均点に15点以上の差がついています。このことから算数の出来が合否を分けているといえます。小問が最初に来る問題配列が特徴的で、そこで時間を使ってしまって失敗するパターンが多いようです。計算問題や得意分野を先に行ったりするなどの対応力や問題処理能力が鍵を握る問題といえます。

国語は独特の出題傾向 記述力と長い文章への対応力が必要

三輪田学園中の国語は、かなり長い長文1問の設定が定番になっています。通常の長文の2倍にもなる文章量で、慣れが必要なものです。記述式の設問の比重も高く、自分の言葉でまとめる練習も含めて、過去問対策をしっかりと行う必要があります。

理科・社会は問題数が多く、スピード勝負

三輪田学園中の理社は、時間の割に問題数が多く、速読即解の典型的なパターンの問題です。幅広く穴のない知識と処理スピードが必要です。時間を決めての過去問演習や、1問1答式の問題を数多くこなすことが有効な対策になります。

合格体験記

学校情報

学校名(かな)三輪田学園中学校・高等学校 (みわだがくえんちゅうがっこう・こうとうがっこう)
国公私立の別私立
共学・別学女子校
住所〒102-0073 東京都千代田区九段北3-3-15
電話03-3263-7801
ホームページhttp://www.miwada.ac.jp/