鷗友学園女子中学校の入試傾向と対策

入試対策のポイント

時間/配点出題傾向
算数 45分
100点
計算問題1題、応用問題6題、計7題の出題です。「割合」「約数と倍数」「平行四辺形がらみの相似」「グラフ」等毎年固定された分野の出題があることが大きな特徴です。形式は問題用紙と解答用紙が分かれいないもので、考え方や式を余白に書き込むという独特なスタイルをとっています。難問は少なく、高得点型の入試問題です。
国語 45分
100点
例年大問3問の設定で、説明文・論説文または随筆文から1題、小説・物語分から1題という組み合わせが多く見られます。解答形式はほとんどが記述式になっていることが最大の特徴です。自分の考えではなく、本文の中から理由や根拠を探し出してまとめ、説明するというもので、表現力というよりも正確な読解力とまとめる力を問うものです。
理科 45分
100点
例年大問4問の構成で4分野からまんべんなく出題されています。問題で与えられる図や写真が全てカラーで、生物の問題では必ずカラー写真から動植物を選ばせる出題が定番になっています。物理・化学分野では計算や作図、グラフを描く問題もよく見られます。
社会 45分
100点
大問3~4問の設定です。理科同様、地図や写真等の資料は全てカラー印刷されています。1つのテーマが与えられ、それに沿っていろいろな視点から総合的な問題が出題されるスタイルです。社会的なものの見方や考え方が問われていて、知識のみではない思考力、考察力が必要な問題です。
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鷗友学園女子中合格へのポイントは?

女子最難関校の併願校 難度も上昇傾向に

鷗友学園女子中は、御三家をはじめとした女子最難関校の併願校として、年々着実に難度が上昇しています。それに合わせて問題の難度も若干上昇傾向にあるようです。高いレベルの受験生が集まって、毎年高得点勝負の入試になります。そのため、1つのミスが合否を大きく左右することになります。

算数は出題傾向が固定化 過去問対策が有効

鷗友学園女子中の算数は、「割合」「約数と倍数」「相似」「グラフ」の問題等毎年決まって出題される分野のあることが大きな特徴です。そのために頻出単元を重点的に演習し、しっかり過去問対策を行うことが合格への有効な手段となります。合格ラインが7割ぐらいの高得点勝負になりますので、パターンを覚えておくことで、時間の面でも精神的な面でも優位に立つことが可能になります。

国語は記述力勝負 とにかく書くことに慣れる

鷗友学園女子中の国語は、字数制限なしで情景や心情、理由を説明させる記述問題が大きな特徴です。書くことに慣れていないと、時間ばかり過ぎてしまって結局ほとんど書けない、点にならないということになってしまいます。自分の言葉で書くことが要求されますが、文中から必要なものを探し出してまとめていくことで対応できるものです。国語の記述の鍵はとにかく書くことです。

4科目均等の配点 理社もポイントになる

鷗友学園女子中の入試は、4科目制限時間も配点も同じであることが特徴的です。出題傾向と同様オーソドックスな入試パターンです。当然理科・社会の重要性は高くなってきます。ともに知識のみではない総合的な理科・社会の力が問われるものですから、テキストの学習以外でも、興味、関心を持って取り組むことが必要です。

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合格体験記

学校情報

学校名(かな)鷗友学園女子中学高等学校 (おうゆうがくえんじょしちゅうがくこうとうがっこう)
国公私立の別私立
共学・別学女子校
住所〒156-8551 東京都世田谷区宮坂1丁目5番30号
電話03-3420-0136
ホームページhttps://www.ohyu.jp/