明治大学付属明治高等学校の入試傾向と対策

科目別ポイント

英語

試験時間60分  配点100点

出題傾向

明大明治高校の英語は後半の3題がリスニングになっている。前半は7~8題になっていて、長文読解、空欄補充、整序英作、会話文の問題から出題される。前半と後半を合わせて、大問10~11題の構成である。

対策

前半の7~8題はバラエティに富んだ問題構成である。長文読解、空欄補充、整序英作、会話文と幅広い問題形式に慣れておく必要がある。また、空欄補充の問題でも、動詞を入れて適切な形に直させる問題や、和文英作をさせる問題もある。全て対応できるようにしたいし、ここで聞かれているのはオーソドックスな内容も多いので、落とさないようにしたい。 後半の3題はリスニングの問題である。放送で説明されている語を1語で書く問題、一連の英文を聞いて説明文に対応する答えを探す問題、後に続く英文を選択肢から選ぶ問題、が出題されている。リスニングは試験時間60分のうち20分と、英語の試験全体の中でも比重が高くなっている。普段の学習からリスニングに慣れておきたいので、一つの英文を繰り返し聴きこんで練習するといいだろう。

数学

試験時間50分  配点100点

出題傾向

大問は5題。大問1が小問の集合、全5題。単純な計算問題だけではなく、そこから一歩踏み込んだ内容が問われている。大問2~5は途中式の記述が必要なタイプの問題で、方程式、関数、平面図形、空間図形の問題のいずれかの分野から出題される。各大問とも小問2~3題。

対策

大問2以降で途中式を求められる問題が続くので、それらの問題に対応できるようにしておこう。途中式の問題に慣れるには、まずは、日頃からノートに途中式を書く習慣をつけることから始めよう。最後まで途中式を書くことができたら、次は、途中式を簡潔にまとめられる練習をしよう。途中式を得点に結びつけられるような洗練されたものにすることが必要だ。途中式を書く時間がなければ、答えに至る道筋を頭の中で丁寧に組み立てよう。これは途中式の問題に役立つだけでなく、数学やその他の教科一般に役立つものである。

国語

試験時間50分  配点100点

出題傾向

論説文が1題あるのみで、この論説文は10000字程度とかなりの文量だ。そして、それに付随する小問が18題になる。各小問に答えるには、問題文への深い理解が必要だ。また、読解に関する問題以外にも漢字の問題や品詞の識別の問題も含まれているので、総合的な知識が必要になる。

対策

とにかく、限られた時間の中で約10000字の超長文を読まなければならない。文章全体を素早く、かつ、深く読む練習をしよう。そのためには、その文章のテーマや文章の流れをすぐに把握できるようにし、緩急をつけて読めるようにしたい。どこが大事な文で、どこがそうでない文かは何度も文章を読む過程で身につくものだ。演習を繰り返す中で自分のものにしてほしい。 入試本番では、本文を読み始める前に設問に目を通すテクニックを使ってもいいだろう。明大明治高校の国語では、傍線部や空欄について答えさせる問題が全てなので、先にそれらを頭に入れておくと、文章を読み進める際にポイントを押さえることができ効率的である。 出題されている問題群は特に難易度の高いものではない。文章を読み込むことができれば的確に対応できるだろう。

合格体験記

学校情報

学校名(かな)明治大学付属明治高等学校・中学校 (めいじだいがくふぞくめいじこうとうがっこう)
国公私立の別私立
共学・別学共学
住所〒182-0033 東京都調布市富士見町四丁目23番25号
ホームページhttp://www.meiji.ac.jp/ko_chu/