中央大学高等学校の入試傾向と対策

科目別ポイント

英語

試験時間60分  配点100点

出題傾向

英語は大問7題の構成になっている。大問1・2が長文読解、大問3が空所補充問題、大問4が同意文完成問題、大問5が語彙類推問題、大問6が語句整序問題、大問7がリスニング(15点 10分)。

対策

中央大学高等学校の英語では、読解・文法・語彙・リスニングの問題が満遍なく出題されるため、幅広い範囲の問題にバランスよく対応できるようにしたい。 読解と知識の問題が分量・配点ともに半々の構成になっている。読解問題で高得点を取るために、そこでじっくり解くための時間を確保したい。そのためには、知識問題を素早く正確に解いていく必要があるだろう。 知識問題は、空所補充問題、同意文完成問題、語彙類推問題、語句整序問題、が出題されている。空所補充問題は、中央大学高等学校特有の作りで、小問10問程度のうちいずれも標準レベルの問題である。早い段階でこの問題の形式に慣れておく必要があるだろう。同意文完成問題は、やや難問もあるが全体的には標準レベルである。語彙類推問題は、単語の頭文字をヒントに英語の説明を読んで答える問題である。まず、頭文字を念頭に置いて説明を読むと答えやすい。語句整序問題は、与えられた日本語から7つの語句を意味の通るように並べ替える問題である。ただ、英語に直しづらい日本語になっているので注意が必要である。

数学

試験時間50分  配点100点

出題傾向

数学は大問6題の構成になっている。大問1が小問の集合、大問2が方程式・連立方程式の応用問題、大問3が関数と図形の融合問題、大問4が平面図形、大問5が相似、大問6が場合の数・組み合わせと確率の問題。

対策

全体的なレベルは、標準からやや難しい、に分類される。問題の中には、単純に公式に当てはめるだけでは解けない問題も散見される。裏を返せば、ここで上手く解くことができれば他の受験生と差をつけることができるので、得点に結びつけていきたい。中央大学高等学校で出題される問題の特徴として、設問の文章量が多い、という点が挙げられる。普段から文章量の多い問題に触れておいて、この形式の問題に慣れておきたい。

国語

試験時間50分  配点100点

出題傾向

国語は大問6題の構成になっている。大問1が漢字の問題、大問2が論説文、大問3が小説、大問4が古文、大問5が漢文、大問6が知識問題。

対策

大問2・3の論説文・小説の読解問題では、試験時間50分のうち、その半分程度の25分は時間をかけてじっくり解きたい。 大問4・5の古文・漢文。古文は、学校の授業だけではカバーできないので、もう一歩踏み込んだ内容の学習をする必要がある。古文単語と古典文法を、市販の参考書や問題集などでカバーしてしまおう。漢文で聞かれるのは基礎的なことがほとんどなので、学校の授業で習ったことをきちんと押さえておけば解ける問題だろう。 大問1では、漢字の問題、大問6では、総合的な知識を問う問題が出題される。文法・文学史・漢字・語彙など、幅広い分野からの出題だ。おそらく、学校の授業だけでは不十分なので、中央大学高等学校を受験しようと考えている場合は、独自に漢字・知識問題を対策することが不可欠だ。

学校情報

学校名(かな)中央大学高等学校 (ちゅうおうだいがくこうとうがっこう)
国公私立の別私立
共学・別学共学
住所〒112-8551 東京都文京区春日1-13-27
ホームページhttp://www.cu-hs.chuo-u.ac.jp/