慶應義塾高等学校

科目別ポイント

英語

試験時間60分  配点100点

出題傾向

例年大問5~6題が出題され、最初の2題は「書き換え」「誤文訂正」等の文法問題が置かれる。後半は読解問題が続き、300語程度の英文を読解しつつ会話文や適語を補う問題、800語程度の英文の内容を問う問題など。その他に英作文の出た年もあった。

対策

3科合計で200/300点は取っておきたいことを考えると、英語は7割を超える必要がある。高得点のカギは文法力にあるだろう。ただ知識を身につけるだけではなく、それをハイレベルな構文の中でも応用していける力をつけなければならない。反面「三単元のS」のように、つい忘れがちな事項で揺さぶってくる場合もあるので気をつけたい。 最後の長文問題は、長いことは長いが和訳問題を含め、解くのに苦労するような問題ではない。前半の文法問題で時間を使いすぎず、最低15分、できれば20分の時間を割いて確実に得点するべきだ。

数学

試験時間60分  配点100点

出題傾向

ここ数年、総小問数の増える傾向があったが、現在の20問程度を超えることはないだろう。大問の□1は5~6題の小問集合になっていて、「方程式の計算」「因数分解」「平面図形」など範囲は多岐にわたる。□2から後は「関数」「平面図形」「空間図形」を中心に大問が6、7題続く。「答えのみ」でよいものもあるが、重要な問題はほとんど途中式を書く形式になっている。

対策

年度にもよるが、最低7割の得点は必要となる。高得点の受験者が多いためか、義塾の数学は私立としては標準的なレベルで、ミスとの戦いだと語られることが多かった。しかし、近年一部の問題に難化傾向が見られ、難易差が大きくなっていることには注意しなければならない。また、問題数が増えたということは出題範囲の拡大にも結びつく。中学数学の全ての範囲において、まず自分の解けるレベルを確認し、そこから最高水準に向けて学力を高めていく学習が必要となるだろう。 スピーディで正確な計算力をつけることも大切だ。しかし、これはただ計算練習を多くすればいいというものではない。特に二次関数や図形の求積問題には、解くことによって身につく計算力というものがあることを忘れてはならない。

国語

試験時間60分  配点100点

出題傾向

2013年から大問2題構成になった。おもに論説文・説明文・随筆から出題されているが、データが少ないため、今後については予断を許さない面もある。以前出ていた古文は、単独問題としての出題はなくなったものの、説明文の題材として、いわゆる「現古融合問題」の形で出題される可能性はある。 漢字、熟語、文学史などの知識問題は大問に含まれて出題される。解答形式は記号選択や語句の挿入が中心だが、50~60字程度の記述も含まれる。問題文はさほど長くはなく、時間不足に陥る心配はまずない。

対策

10問出される漢字の書き取りは確実に取ろう。また漢字の他にも文法、文学史など知識をベースにした設問も多いため、その対策は継続的にしておくべき。 同レベルの学校の過去問から論説文、随筆をピックアップして演習を重ねるのはもちろんだが、特に文語的な言い回しや逆説的言辞、比喩を用いた表現にも対応できる読解力を鍛えておきたい。短時間でできる訓練として有効なのは、新聞のコラムで日々大人の文章に触れることである。かつての「天声人語」のような優れた題材は減ったが、繰り返すことによって自然に言語感覚が磨かれてくるものだ。

学校情報

学校名(かな)慶應義塾高等学校(けいおうぎじゅくこうとうがっこう)
住所(電話)〒223-8524 神奈川県横浜市港北区日吉四丁目1番2号
ホームページhttps://www.hs.keio.ac.jp/

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