慶應義塾志木高等学校

科目別ポイント

英語

試験時間60分  配点100点

出題傾向

大問5~6題。最初の3題が長文読解問題、その後に文法・語句問題が2~3題置かれる。読解問題3題の総単語数は2000語程度で、適語・適文補充や内容把握、和訳、条件作文などの小問が合わせて20問ある。英文の内容は物語、随筆、論説文など。 文法問題の大問は「整序英作文」「正誤訂正」「書き換え」等、形式的には解き慣れているはずのものが出る。読解問題の適語補充問題も基本は文法力が問われるようになっている。

対策

文法問題は英検2級レベルまでの内容が出されるが、難関私立高の受験生なら知っておきたい事項がほとんどである。ハイレベルな文法問題集を数多く解くのはもちろんだが、派生事項、発展事項を大切にした分厚い学習を常に心がけたい。 長文は一文一文の和訳にこだわりすぎず、話の展開を外さない読み方を心がけよう。語句の挿入問題などは読了時に大半が終わっているのが望ましいが、1問にこだわりすぎるのは厳禁。ただ、英語の長文は慶應系列の学校の中ではむしろ短いほうで、これを「長い」と感じるようでは心もとない。慶應系列に限らず、より長い問題にチャレンジして速読速解力を育てよう。 単語力については、難しい単語を数覚えるより、基本的な単語を文脈に応じて適切な意味に使い分けることが求められている。

数学

試験時間60分  配点60点

出題傾向

大問は5~7題。□1には独立小問が3~4題置かれるのが普通だが、年度によっては他と同じ大問になることもあった。全問題数は13~17題程度。証明が出る場合も多い。 「関数」「平面図形」は必ず毎年出題され、「空間図形」「方程式」も出やすい。他校と比べると「確率」がよく出る。飛びぬけた難問は少ないが、その場での工夫やひらめきが必要な問題もいくつか含まれている。

対策

途中式の記述が必要で、計算も複雑なため、問題数に比して実施時間は多めにかかると見ておくべきだ。 パターンに沿った解法で解ける問題が少なくても4割はあるので、そこを絶対落とさないようにしたい。 ミスによる失点を防ぐためにも、証明や途中式の見せ方を磨くためにも、常に過程をまとめつつ解く習慣を身につけよう。それが思考力を養う原動力にもなる。また、自力では解ききれず、解答例に頼る場合でも、単に解き方だけではなく、効果的な図の書き方、そこからの発想の仕方など次につながる学習を心がけよう。他校の過去問を利用する場合は、慶応志木よりも難しい問題を選んでじっくりと研究する時間を持ちたい。

国語

試験時間60分  配点100点

出題傾向

出題形式が全く安定していない。大問が1題のみという年もあれば、4題程度になる年もある。出題範囲についても同様で、小説、随筆、論説文、古典、知識総合など、蓋を開けてみなければわからないのが実状である。 読解問題の解答形式は記号選択、語句補充、抜き出し、記述が多く、バランスよく配置されている。知識が背景となる問題が他校に比べて多く、その知識もかなりレベルが高い。記述問題には20~100字とさまざまな字数設定が設けられている。

対策

知識問題には、「手紙における時候の言葉」「謙譲表現(拙著、小生…)」など、ただ高校受験用問題集をこなすだけでは対応しきれないものもある。もちろん「故事成語」のように対策可能な知識も多いが、「洛陽の紙価を高める」「宋襄の仁」などは中学生には耳慣れないものだろう。国語で高得点を目指すのであれば、知識の範囲を大学入試レベルまでを広げておきたい。 読解問題において対策が必要なのは記述問題である。字数設定はさまざまだが、どの場合も「きつい」感じがするのではないだろうか。ポイントに絞りこむ、表現を簡潔にする練習を十分に積んでおこう。 慶応系の国語では、受験生の「知的背景」が大きな力となることがある。具体的な対策とは言えないかもしれないが、幅広い読書はぜひお勧めしておきたい。例えば小説なら、明治期から大正、昭和前期の作品にも接して、それぞれの時代の人間をよく知っておくべきである。

学校情報

学校名(かな)慶應義塾志木高等学校(けいおうぎじゅくしきこうとうがっこう)
住所(電話)〒353-0004 埼玉県志木市本町四丁目14番1号
ホームページhttp://www.shiki.keio.ac.jp/

学校情報の詳細はこちら