東京学芸大学附属高等学校

科目別ポイント

英語

試験時間50分  配点100点

出題傾向

□1リスニング、□2長文読解(解説文)、□3長文読解(物語文)、□4対話文が基本構成。リスニングは200語程度で難度は高い。長文問題の1題1題はやや短めだが、□2から□4までを合わせると決して少ない量ではない。

対策

難しい単語や特別の意味で使われている単語には「注」がある。特に難解な構成の文もないので読むこと自体に問題はないだろう。ただ、設問は前後の文脈との兼ね合いで答えなければならないものが多いし、一度読み終えた本文をもう一度確認しないと答えの決まらないものも多い。文法問題と違って当然迷うことも多いので、「解く時間」の確保は意識するべき。500単語程度の英文を8分くらいで読みきるスピードはつけておこう。単語が難しくなるが、私立高の長文問題を利用するのも1つの手。 リスニングについては慣れが肝腎。英検3級、できれば準2級のCDは単語の聞き分けができるところまで聞こう。『基礎英語』などの放送教材も十分役に立つ。

数学

試験時間50分  配点100点

出題傾向

大問5題で□1は各分野からの小問集合。残り4題のうち最低2題は図形に関する問題。「平面図形」「空間図形」がいずれも出る。長さを求める問題が主だが、証明問題が出ることもある。図形に続いてよく出るのは「関数」。全問題数は15問程度。□1の小問には「2次方程式」と「確率と統計」が出やすい。

対策

難易度にばらつきが大きいだけでなく、高難度の問題が比較的前の方に出てくることがある。途中の1問にこだわりすぎてリズムをくずさぬよう注意が必要。1つの大問は(1)~(3)の小問に分かれるのが普通だが、(1)、(2)は確実に取っていきたい。 差がつくのはやはり図形だ。立体図形に関しては典型的な形だけではなく、多面体に関する問題も数多くこなしておくべきだ。平面図形はまず「円」と「相似」をしっかり固めること。図形に関しては関東、関西のトップ校の過去問を渉猟しておいてほしい。他の国立高と同様、『日々のハイレベル演習』(東京出版)による補強も有効だ。

国語

試験時間50分  配点100点

出題傾向

大問3題から成る。論説文、小説、古文から1題ずつというのが定番である。いずれも国私立高の入試問題としては決して難解な方ではない。解答形式は記号選択が中心で、記述は出ない。漢字は5問で、字としては易しいが意味の取りにくい熟語がよく出る。

対策

合格するには75パーセント程度の得点が必要。内容理解に関する記号選択問題は1問5点と予想され、ここでの「取りこぼし」は大きなマイナスとなる。傍線部を中心に、論説文であれば同じ話題について書いてある段落、小説であれば同じ場面を精読し、根拠となる表現を見つけなければならない。前後数行だけを斜め読みしての早合点は厳禁。 古文には和文だけではなく、漢文やその読み下し文が出題されることがある。問題集に収録されている数は少ないが、独特の語法や返り点等の知識に慣れておこう。

理科

試験時間50分  配点100点

出題傾向

大問数が多く、広い範囲からの出題になる。物理・化学からそれぞれ2~3題、生物・地学から2題ずつ出題される場合が多い。小問の7割は記号選択で、他は語句の記述、わずかに計算や作図が混じる。 基礎・標準レベルの問題が中心だが、物理や地学では難易度のやや高い問題が出される可能性もある。

対策

問われる知識は原則教科書の範囲内だが、教科書といっても図や写真に付随する説明や、折込みのページまで含めると、その量は膨大なものになる。普段の中間期末対策の段階で、そういうところまでしっかり目を通しておくようにしよう。 合格点は非公表だが、この問題なら8割はとりたい。苦手分野の克服は合格への最低条件である。知識問題のほかに、たとえば「飽和水蒸気量」や「中和反応」「地震」など、グラフの読み取りや計算をともなう問題にも万全の対策をしておこう。

社会

試験時間50分  配点100点

出題傾向

大問6題に世界地理・日本地理・世界史・日本史・政治・経済を割り振って、中学社会の全範囲を網羅する形が出題の基本だ。地図、統計、写真・図画や文書史料を活用した問題が多いので、読んで理解するのにやや手間がかかるかもしれない。

対策

他の国立高校と比べて、かなり難しい問題だといえる。標準的な問題集をやっているだけでは解けない問題も多いだろう。国公立の学校なので、教科書の範囲外から問題を出すことはできないはずなのだが、その「範囲」というのが曲者だ。直接の答えは教科書には載っていなくても、解くカギとなる知識が載っている事項の関連問題は出してくる。データに基づく考察問題などはその典型的なものだ。 地理の資料に慣れるためには「国勢図会」を常に活用するようにしたい。また、昨今はインターネットの普及で、各省庁や自治体の広報ページから簡単にデータを得ることができる。そういうものを通じて、社会や産業の変化をより具体的に理解する経験は、入試で思わぬ力を発揮することがある。また、歴史の場合も、普段学校で使っているものとは別の資料集を利用し、知識の範囲やそれに対する視野を広げておくとよい。

学校情報

学校名(かな)東京学芸大学附属高等学校(とうきょうがくげいだいがくふぞくこうとうがっこう)
住所(電話)〒154-0002 東京都世田谷区下馬4-1-5
ホームページhttp://www.gakugei-hs.setagaya.tokyo.jp/

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