帰国後のとまどいを解消
日本独自の受験制度や教育現場…
長く日本を離れていたご家庭にとっては、どう対応していけばいいのか、頭を悩ませる問題ではないでしょうか。
代々木進学会では、帰国子女のお子様の学習や受験準備をサポートしています。
カリキュラムの違いによる学習進度のギャップを丁寧にケア。
また、多感な学齢期のお子様にとって、大きな環境の変化はストレスにも繋がりやすいもの。
学習面のみならず、心に寄り添った対応で信頼関係を築き、お子様が新しい環境に馴染むお手伝いをしていきます。
お悩みチェック -代々木進学会にお任せください!-
□ 赴任先から急に帰国することになってしまった
□ 転入、編入に関する情報がない
□ 日本の学校に馴染めるか心配
□ 定期テスト対策に苦慮している
□ カリキュラムの違いによる遅れを取り戻し、周りの生徒に追いつきたい
□ 子供が環境の変化に戸惑っているようだ
帰国子女のみなさんへ
お子さんの教育環境を巡るご心配というものは、とかく尽きることがないものです。
中途での転入や編入といった事情もそうした心配の種の一つでしょうし、ましてやそれが海外からということになればなおさらではないでしょうか。
不安を解消するためにはどうすればいいのか――
一つには、情報収集が肝要です。
「分からない」という状態が漠然とした不安を生み出します。
まずは「知る」ことで、お子さんに必要なものは何なのかが整理され、知り得た情報の中から何を選べばいいのかを検討できる状態になるのです。
- 帰国子女受け入れ校を探す
- 具体的な入学・編入方法を知る
- 志望校を絞り込んだら、編入試験対策を行う
以上のように、段階を踏んで情報を集め、着実に準備をしていきましょう。
ただし、情報というのは玉石混淆ですから、氾濫する情報に惑わされることのないように、十分な吟味が必要となります。
また、帰国子女として困難を経験するのは、入学前のことだけではありません。
無事、日本の高校に編入、転入を果たしてからも、今度はそれまでの学習環境とのギャップから悩みが生じるケースが少なくないのです。
例えば、
- カリキュラムの違いからくる勉強の遅れ
- 数学など、アプローチ方法の違いによる混乱
- 国語の語彙、漢字に弱い。文法や、長文読解が苦手
といった問題です。
こうした問題を放置すれば、当然「成績が振るわない」「テストで点が取れない」という状態が続いてしまうでしょう。
一方で、英語圏からの帰国生ならば、おのずと英語が得意科目となり、放っておいても対処はたやすいかと思われそうなものですが、残念ながらそう単純にことは運びません。
コミュニケーションツールとしての「言語」と、学校教育の科目としての「英語」とは別物だからです。
ここでもやはり「カリキュラムの違い」という問題が影響してくるのです。
例えば、日本で使用されている教科書や参考書には、ネイティブからすると「?」と疑問に思われるような不自然な表現が見受けられることがいまだにあります。
そして、そのような疑問を孕んだ内容であるにも関わらず、約束事として「正解」とされていたりするのです。
これでは、英語を使いこなせていればいるほど、「正解」が正解である理屈が分からず、混乱をきたしてしまうでしょう。
昨今では会話能力に対する評価も比重を大きくしてきているとはいえ、それでもやはり旧来からのリーディング・ライティング・グラマーは高校英語に欠かせない要素です。
上述のような状況に直面したお子さんがすっかり学校英語に嫌気が差してしまい、皮肉なことに「英語が得意なのに苦手科目」などということになりかねません。
その他にも、数学などは帳尻合わせが難しい科目と言えます。
理数系は海外よりも日本の方が概して 進みが早いものですが、各単元が独立している理科はまだしも、積み重ねの数学は習っていない単元が一つでもあるとそれ以上は先へ進めなくなってしまいます。
また、日本と海外の学校とでは、教え方に違いが存在することもあり、そうしたこともまたお子さんに戸惑いをもたらす原因の一つと言えます。
よく知られたところでは、算数の加算減算の話で、日本では「A+B=□」という形式で□に入る答えが求められますが、海外では「□+□=C」という形式で、どういう数の組み合わせがCになるのかという答えが求められます。
もちろん同じ概念を扱っているわけですが、こうしたアプローチの違いが混乱を招き、学習を阻害してしまうこともあるのです。
国語に関しては、現地で日本の文化にあまり触れる機会を持てなかったようなケースでは、ある程度仕方がないことと言わざるを得ません。
「日本語」を扱う科目である以上、どうしても普段からの馴染みの深さが反映されてきます。
他の生徒が日常生活から積み上げてきたものを一朝一夕に取り戻そうとするのは簡単なことではありません。
ただ、国語はテクニックで点が取れる科目でもあります。
逆に言えば、感性だけに頼って取り組むばかりではいくら素地があっても安定した成績を残すことはできないのです。
得点に繋がるポイントをしっかり押さえて学習することで、帰国子女生が抱えているハンデも十分補うことができるでしょう。
例に挙げたように、帰国子女生は環境が変わることで思わぬ弊害を実感するものです。
子どもの順応力の高さには目を見張るものがあるとはいえ、それにしても「そのうち慣れるだろう」という楽観的な気持ちだけでは解決しないケースもあります。
原因があいまいなまま、本来のお子さんの能力が発揮できずに貴重な高校生活を費やしてしまうことにもなりかねません。
しかし、それではせっかく努力して入学したというのにあんまりではありませんか。
帰国子女生のケースが難しいのは、
- 情報が比較的クローズ状態だということ
- 事例が個別的だということ
という点です。帰国子女生向けの対策を打ち出している塾や予備校なども出てきているとはいえ、首都圏の一部校舎のみの開設だったり、個々の状況に対応しきれる内容ではないことも少なくありません。
代々木進学会では、多くの帰国子女生の編入・転入試験対策や、入学後の学習フォローを行ってきました。1対1の家庭教師だからこそ、お子さん一人ひとりの状況に合わせた指導ができます。
帰国子女枠での受験を検討している、入学後の勉強で困っている、という方は、まずは代々木進学会にお問い合わせいただき、無料の学習相談を受けてみてください。