平常授業と使用教材について

平常授業の時間数

4年生

週2回の授業です。

  • 算数100分+理科80分 × 1
  • 国語100分+社会80分 × 1

5年生・6年生

週3回の授業です。

  • 算数100分+国語100分 ×2
  • 理科100分+社会100分 ×1

平常授業のカリキュラム

早稲田アカデミー(以下早稲アカ)平常授業のカリキュラムは、メイン教材である「四谷大塚・予習シリーズ」「四谷大塚・組分けテスト」「四谷大塚・合不合判定テスト」に合わせて進行していきます。

予習シリーズの目次例① 6年算数上

  • 第1回…文章題(1)
  • 第2回…数と規則性(1)
  • 第3回…平面図形(1)
  • 第4回…条件整理・場合の数
  • 第5回…総合(第1回から第4回までの復習)
  • 第6回…立体図形(1)
  • 第7回…数と規則性(2)
  • 第8回…速さ(1)
  • 第9回…総合(第6回から第8回までの復習)

このように4週ないしは3週進むごとに「総合」という復習の授業が挟まり、直後の日曜日に「組分けテスト」が行われます。

予習シリーズの目次例② 6年算数上

  • 第10回…文章題(2)
  • 第11回…数と規則性(3)
  • 第12回…平面図形(2)
  • 第13回…変化とグラフ
  • 第14回…総合(第10回から第13回までの復習)

連続している例①、例②の目次を比べてみると、全単元を1WAYに学習していくのではなく、同じ単元が時を置いて現れ、現れるごとに内容が高度化していく、いわゆる「スパイラル式」のカリキュラムになっていることが分かります。

おもな使用教材とその特徴

早稲アカの授業および家庭学習課題として用いられる代表的な教材は以下の通りです。

  • 四谷大塚・予習シリーズ・4科
  • 四谷大塚・予習シリーズ『計算』(4~6年)
  • 四谷大塚・予習シリーズ『漢字と言葉』(4~6年)
  • 四谷大塚・予習シリーズ演習問題集・4科(5~6年)
  • 四谷大塚・予習シリーズ完成問題集・4科(6年)

  • Wベーシック・4科(5~6年)
  • 早稲アカオリジナル・「上位校の算数」(6年)
  • 早稲アカオリジナル・「算数バックアップテキスト」(6年)
  • 早稲アカオリジナル・「理科マスターテキスト・知識編/演習編」

 

四谷大塚の「予習シリーズ」は、中学受験界における最もスタンダードな教材であり、早稲アカのような大規模塾から駅前の個人塾まで、多くの塾にメイン教材として採用されています。
特に「算数」は、例題が豊富で解説も丁寧ですから、偏差値60以上の生徒にとっては、6年生の夏までにこの教材で「高いレベルの基礎」を作り、あとは早稲アカ渾身のオリジナル教材・「上位校の算数」やNN特訓のプリントに繋げていけばよい、という実力アップの道筋がはっきり見えています。

その反面、偏差値が50に届いていないお子さんにとっては、解説用に使われる「必修例題」がすでに難しく、演習用の問題に至っては、「基本問題が“基本”ではない」という嘆きも聞こえてくるほどです。
かつては「選ばれたお子さんが通うトップレベルのテスト会」だった四谷大塚、時代が変わったとはいえ、今なおその教材は一定のレベルを保っています。
それに対し、早稲アカはほぼ全入に近い形で生徒を受け入れているわけですから、主に下位層において、使う側の実力と教材のレベルにギャップが生じてしまうのは当然のことでしょう。
そのギャップを補うのが「Wベーシック」です。
こちらは主に宿題用に使われているようですが、向いている偏差値帯は38~48くらいで、まさに基礎固めにふさわしい教材だと思います。

算数のオリジナル教材では「バックアップテキスト」が非常に優れた教材です。
この本の内容が完全にマスターできれば、偏差値55までの学校の算数は十分射程圏に入ってくるでしょう。
理科の「マスターテキスト演習編」は、入試に頻出の計算問題や実験観察問題を取り上げ、得点力アップに直接結びつく内容になっています。


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