市進学院 成績アップ対策

市進学院のモットーは「めんどうみ合格主義」です。
実際に授業で教えている先生が、クラス担任として学習相談やご家庭との連絡、受験指導など合格までの全行程において責任を持って対応することになっています。また、授業の前後には30分ずつの「めんどうみタイム」が設けられ、分からないところのチェックや授業内容の定着が図られています。

市進学院の授業時間は中学受験の塾としては少なめです。
その分家庭学習に使える時間が多くなるので、市進学院で成績を伸ばしていくには、「めんどうみ」のよさを活かしながら家庭学習を充実させていくことが不可欠になります。

学習計画の作成とチェック

市進学院では各学期に「学習日程カレンダー」が配られます。
定例テストや授業中に行うタスクテストの日程や範囲、各回の授業内容に加えて、家庭学習の内容も詳しく掲載されています。

家庭学習の内容は「ホップ」「ステップ」「ジャンプ」の3段階に分かれて指示されています。
使用教材やページまで書いてあるのは分かりやすくていいのですが、当然ながらお子さん個々の状況に合わせた内容にはなっていません。
そこはクラス担任の先生とよく相談しながら、科目の優先順位や学習内容の取捨選択を決めていく必要があります。

市進学院が他の大手中学進学塾と違う点は、
1つのクラスにつく先生が文系(国社)、理系(算理)の2人であることです。
教科の専門性という点では心配もありますが、時間的には長く、見つめる視野は広く、生徒と接することができるわけです。
それだけお子さんをよく見ている先生なら、きっと適切なバランスの個人メニューを作成してくれるはずです。

さて、学習の計画が立てられたら、あとは早め早めに実施することです。
早めに取りかかることの利点は、疑問点をきちんと調べたり、前に戻って確認したり、念のために類題を解いたりする余裕が持てることです。
日曜日に再復習をしたり、定例テスト対策により多くの時間を割いたりすることもできるようになります。

計画が遅れ遅れになってしまうと、勉強は「時間に追われてただ埋めるだけ」の作業になってしまいます。
その先に待っているのは、つまらないから身につかない、身につかないからますますつまらなくなるといった悪循環です。
これでは成績アップなど望むべくもありません。

そういう状態を防ぐためにも、先生にはただ計画を立てるだけではなく、そのチェックもしっかりしてもらうようにしましょう。

教材の利用法

市進学院の授業の基本的な流れは、
「必修シリーズ」を用いた解説授業→プリントによる問題演習
です。
必修シリーズは見開きにした場合の右ページにポイントとなる知識や解き方の解説があり、左ページは空白=個人の書き込み用になっています。
「自分で作る参考書」なのだそうですが、サピックスの「デイリーサピックス」や四谷大塚系の「予習シリーズ」と比べるとかなり見劣りのする教材であることは否めません。
特に知識が大切な理科と社会は「応用自在」等の市販の参考書、ないしは通信販売で購入できる「予習シリーズ」(こちらの方が実戦的です)を用意されてよく読みこんでおくといいでしょう。

よく聞く話では、「市進学院のプリントはクラスレベルのわりに難しい」ということがあります。
授業後の「めんどうみタイム」では、どこまでできればいいのかを先生にきちんと指示してもらってください。

復習のメインとなるのは「ホームタスク」です。
問題集のようにただ解いていけばいい形になっていて使いやすいのですが、プリントと同じで自分のやるべき範囲をしっかり確定してもらってください。

プリントの解き直しと「ホームタスク」が先述した家庭学習の「ホップ」(全員が必ずやるべきこと)にあたる部分です。
ここで疑問を残してしまうと成績は伸びていきません。
必ず質問に行って疑問を解消するよう努めましょう。
その際、ただ聞いて納得するだけではなく、理解を定着させるための類題演習の指示までしっかりお願いしましょう。
そこまでやってくれてこその「めんどうみ」です。

「トライアルシリーズ」算理の単元別強化には有効な教材です。
家庭学習の「ステップ」「ジャンプ」のメイン教材にもなっていますが、定例テスト対策にも十分使えるものです。

その他、「ベーシックトレーニング」の計算や漢字は日課としてカレンダー通りに進めていきましょう。
国語の知識の「エッセンスシリーズ」は問題集としては使いにくいので、受験学年のお子さんなら市販の「漢字・でる順」「ことわざ・語句・文法・でる順」(旺文社)またはサピックスの「漢字の要」を使う方がいいかもしれません。
国語記述対策の「言葉の泉」は費用対効果の点で疑問があります。
そもそも本当の記述力は添削だけでつくものではありません。

全体に教材体系は弱い塾ですから、適宜市販教材や他塾系の教材で補っていく必要はあると思います。

ご家庭の関わり方

「受験するのは本人」とはいえ、ご家庭での助けなしに中学受験を成就するのはまさに至難の業、そもそもどの塾でもご家庭での復習がきちんと行われることを前提にカリキュラムが進行していきます。
きちんとした家庭学習が成績アップ、ひいては志望校合格の絶対条件になることは間違いありません。

まず、日々やり続けなければならないことの確認です。

基本的には算数・国語のベーシックトレーニングですが、6年生になったらそこに割合、速さ等の一行問題、図形の角度や求積問題などを加えてもいいでしょう。

時間制限を守り、集中して解く
 ↓
解答を見て正誤を確かめる
 ↓
誤っていたものを(ただ正解を書き込むのではなく)もう一度解き直す
 ↓
解ききれなかった問題に印をつけ、次回の授業前に必ず質問する

これは算数の場合ですが、こうした流れが遅くとも5年生の夏までには定着するようにしましょう。

復習のメインとなるホームタスクについても進め方はほぼ同じです。
ベーシックがきちんとこなせることは、ホームタスクの活用にもつながっていくのです。
違うのは、ホームタスクはスピード練習ではないので、少々時間がかかっても指示された範囲については解ききる努力が必要になることです。
塾の授業の翌日に実施するとして、2教科で3~4時間は当然かかるでしょう。

ここまでは先述した「ホップ」の部分ですから、最低限の義務としてお子さんに任せ、ご両親は週に1回程度、まず実施できていたかどうか、そして何よりも、解けなかった問題の処理が適切に行われていたかどうかのチェックをしてください。
そして至らないと感じられるところがあった場合(お子さんですから、それはあって当然です)、具体的に改善点を指摘してください。
たとえば社会の「鑑真」と答えるべきところを「行基」と答えてしまったお子さんなら、「この二人はそれぞれいつ、何をした人なのかまとめておこうね。紛らわしいものはいつでもそうするのよ」というようなアドバイスが効果的です。

常に前向き、前向きに対応し、得点の良し悪しでお子さんを責めるようなことはなさらないでください。
そういうことが続くと、お子さんは必要以上に解答に頼り、弱点を隠そうとするようになってしまいます。

次に、トライアル等「ステップ」「ジャンプ」の課題についてですが、これはお子さんの力を伸ばすために出される課題ですから、そう易々と解いていけるようなものではないはずです。
まとまった時間の取れる機会にご両親が傍につき、自力ではできなかったところをフォローしてあげる必要もあるでしょう。

手間はかかりますが、国語、算数なら「適宜ヒントを与えながらできるだけお子さんの発想を導き出すように進める」、理科、社会なら「解く上で基となる知識を確認し、それを設問ごとにどう応用するのかを考えさせる」、そうした手順を丁寧に踏んでいかなければなりません。
最初から「教え込む」方向で臨んでしまうとお子さんは受身になってしまいます。どうしても「教え込むしかない」と思われるところが出てきたら、そのときは担任の先生に相談してください。

あと、ご家庭でしていただきたいフォローの1つに、
「塾のめんどうみに対するチェック」
があります。
担任の先生には積極的に電話をして、お子さんはどういうところをよく間違えるのか、それについて先生はどんな対応をしているのかを具体的に確認するようにしてください。
定例試験後の電話をただ待っていてはいけません。
もし塾がそのあたりをいい加減にやっているのなら、ここまでにご紹介したような家庭学習の方法は根本から見直さなければならないのです。

家庭教師の必要性

ここまで繰り返し市進学院の「めんどうみ」に触れてきたのは、実はその部分に心配があるからなのです。
この塾の拘束時間が短いのは、何も短時間でお子さんを伸ばす「魔法の杖」を持っているからではありません。
その分家庭学習に負担がかかっているのです。最初に申し上げたように、家庭学習に対する的確な指示とフォローなしに合格はおぼつかないのです。

にもかかわらず、私たち代々木進学会に寄せられるご相談の中には次のような内容のものが少なくありません。

  • 一生懸命にホームタスクをやって提出しても、中身はしっかりチェックしてもらえない。解けなかった問題へのアドバイスもない。
  • そもそもホームタスクができないのが悩みなのに、「ホームタスクをちゃんとやれば」と言われても…。
  • 相談に行っても担任の先生(もしくは教室の責任者)は、通り一遍のアドバイスしかしてくれない。「大丈夫」とは言うが、話に具体性がない。
  • 「めんどうみタイム」があるといっても、クラスの人数が多くて質問がしにくく、わからないところが溜まっていく。
  • Fクラス(最上位の発展クラス)と比べて、 Aクラス(基礎クラス)、Cクラス(応用クラス)は扱いが違うのではないか。

市進学院のグループには「個太郎塾」という個別指導塾があり、その利用を勧められる場合もあります。
しかし、そのレベルと効果にはかなり大きな「?」がつきます。
これはサピックスの個別指導「プリバート」などにもいえることですが、本体の塾のシステムでうまくいかなかったものが、同系列の補完システムに乗って果たしてうまくいくものでしょうか?
学生の多いアルバイト講師が、先生1対生徒2の形式で十分な対応ができるものでしょうか?

市進学院のA、Cクラスに在籍されている方で、家庭学習がうまくいかない、担任に相談しても改善しないという場合は、できるだけ早めにご相談ください。
代々木進学会の実力派家庭教師が合格をより確実なものにしていきます。

また、比較的「めんどうみ」がいいとされているFクラスに在籍されている方からも、次のような疑問が寄せられることがよくあります。

  • 市進の教材だけでは不安だ。何か他にやるべきことはないか。
  • 国語の記述対策が不十分だ。よい指導法を教えてほしい。
  • うちは慶応志望なのに開成志望の子と同じことをやらされているのは無駄な気がする。
  • 二学期からはサピックスのSS特訓や早稲アカのNNを受講した方がいいだろうか。
  • 転塾も考えているが、子どもが承知しない。等々…

市進学院は近年合格実績も低迷しているだけに不安を感じられている方も多いようですが、上に挙げたお悩みのほとんどは代々木進学会のプロ家庭教師なら解決できることです。

親子でかかえる焦り、ストレスなどを客観的に判断し、ダブルスクールでも効果的に指導できるのは、プロの家庭教師だけ。まずはご相談ください

代々木進学会ではいつでも無料で学習相談受験相談をお受けしております。
市進学院の特長を活かしつつ悔いのない受験にするために、私たち代々木進学会をぜひお役立てください。

 
 

市進学院対策 項目リスト