中学受験でも内申書が必要な学校がある? 調査書との違いとは

中学受験でも内申書が必要な学校がある? 調査書との違いとは

中学受験で出願する際、提出する書類は学校によって異なります。中には「調査書や内申書が必要な学校もあるようだ」と耳にして、何となく不安を感じている方もいらっしゃるかもしれません。内申書も調査書も、決して特殊な書類というわけではありません。入学願書の提出に向けて心配なく進んでいけるよう、こちらの記事で、中学受験の内申書・調査書について解説します。

目次

内申書(調査書)とは

まず、内申書(調査書)とはどのようなものなのかを把握しておきましょう。

内申書に書かれる内容

高校受験の際に提出する内申書は、中学校の先生に依頼して作成してもらいますが、中学受験でも同様です。通う小学校の先生に依頼して作成してもらう書類で、出願する中学校が受験生のことを把握するための参考資料にするとされています。
記載内容は出願する中学校によって多少異なりますが、基本的には、各教科の成績、出欠の状況、学校生活の様子などです。学校生活の様子には、学級委員や部活動の記録、普段の特記すべき行動などが記載されます。

調査書と内申書の違いとは

それでは、調査書と内申書の違いはどこにあるのでしょうか。
実は、違いはありません。調査書も内申書も同じもので、呼び方が異なるだけです。
高校受験では「内申書」と呼ばれてきたため、そのほうがイメージしやすいということで、中学受験でも「内申書」ということが多いようです。ただ、中学受験で提出を求められる書類は正式には「調査書」であることがほとんどです。この記事では「内申書」として説明していきますが、内申書と調査書、2種類の書類が必要というわけではないので、その点はご安心ください。

中学受験における内申書の位置づけ

ところで、中学受験で提出する内申書(調査書)は、どのような位置づけにあるのでしょうか。確認しておきましょう。ところで、中学受験で提出する内申書(調査書)は、どのような位置づけにあるのでしょうか。確認しておきましょう。

内申書は、私立中学校では参考資料程度の位置づけで、合否に関係することはほぼないと言われています。
しかし、公立中高一貫校では、内申書も合否を判定する材料のひとつとなるため注意しておきたいところです。多くの学校は、筆記試験の内容80%、内申書の内容20%で総合的に合否が判定されるといわれています。中には、もっと内申書の内容を重視する学校もありますから、事前に募集要項をしっかり確認しておきましょう。
以上をふまえた上で、内申書の位置づけについて解説します。

内申書の何を見るのか

どこに重きを置くかは出願する中学校によって異なるため一概には言えない面もありますが、内申書で中学校側が注目するポイントは、出席日数、成績、学校での様子の3点です。

出席日数と受験に何の関係があるのか……と思われるかもしれませんが、極端に出席日数が少ないと、やはりその理由は気になるものです。健康上の問題があるのかもしれないなどの疑念につながってしまうこともあります。考慮すべき特別な事情がある場合は、その旨を小学校の先生に付記してもらうようお願いしてみましょう。ただ、実際に記載するか、どのように記載するかは先生の判断に委ねられることも心得ておいてください。

各教科の成績や学校での様子からは、小学校生活全般の評価や子どもの特性を読み取ります。特に公立中高一貫校では、部活動や委員会活動など学校生活にどのように取り組んできたかが重視されるようです。

通知表のコピーの提出が求められることもある

内申書は、小学校の先生に依頼し、小学校長の名前で発行される書類ですが、その内申書に替わるものとして、通知書のコピーを提出するように求められることもあります。成績部分だけのコピーですむ場合もあれば、出席日数や活動の評価までを提出しなければならないこともあるので、募集要項を確認し、不備のないように準備をしましょう。

内申書の提出を求めない学校も多くある

私立中学校では、内申書の提出を求めない学校も多くあります。こういった学校の合否判定で重視されるのは、入学試験での得点です。
もし「内申書での判断はされたくない」「当日の実力だけで勝負したい」という希望がある場合は、志望校選択の際、内申書不要の学校に的を絞ることも方法のひとつといえます。

内申書に書かれている内容を確認できる?

内申書にどのようなことが記載されているのかは、親子ともに気になるものです。しかし、書類は封筒に入れられ、封緘印を押した状態で手渡されます。封緘印は、担当者以外は開封してはならないことを示すもの。担当者の手に渡る前に開封されたことが明らかになると、内申書として無効になってしまいます
また、場合によっては小学校に用意してもらった内申書が余ることがあるかもしれません。そのようなときは、小学校側から開封せずに返却するよう指示されることがほとんどなので、従うようにしましょう。

まとめ

中学受験では、小学校が作成する内申書が必要な学校と、必要ではない学校があります。必要な学校を受験する場合は、小学校の先生に作成を依頼しましょう。特に公立中高一貫校を受験する場合、内申書の提出は必須であり、合否判定にも少なからず影響があります。中学受験を検討している方は、ぜひお伝えした内容を参考にしながら志望校を決めていきましょう。

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