日能研のテストを受けたら、Nポータルを活用しよう
日能研のNポータルをご存知でしょうか?
日能研に通っている塾生はもちろん、テストを受けた外部生も利用できる便利なサービスですが、中には利用したことがないという人もいるようです。
しかし、Nポータルは使えるなら絶対に使うべきです。
Nポータルがどのようなものか、解説します。
Nポータルとは?
Nポータルが何か、知らないという人もいるでしょう。
今まで使ったことがなければ、具体的な機能などは知らないかもしれません。
Nポータルとは、どのようなものなのでしょうか?
Nポータルは、日能研が提供するネット上のサービスで、使用するにはIDとパスワードが必要です。
それを使って、ログインして使用するのです。
その中では、様々なコンテンツが見られます。
テストに関することや、教室からの連絡などを見ることができるのです。
また、日能研の紹介なども書かれています。
「My Nichinouken」との違いは?
Nポータルとよく似たサービスで、「My Nichinouken」というものがあります。
これは、Nポータルとはどの様な違いがあるのでしょうか?
その違いについても、解説します。
まず、この2つのサービスは、ログイン画面がよく似ています。
ほとんど、違いがわからないかもしれません。
しかし、利用できる人には明確な違いがあります。
Nポータルは、日能研に通塾していない場合に利用するサービスです。
例えば、日能研のテストだけを受けに来た人や、夏期・冬期などの期間講習に参加した人が利用します。
それに対して、日能研に入塾して通っている人向けのサービスが、「My Nichinouken」です。
こちらは、より多くの情報を確認できます。
「My Nichinouken」の中でも注目されるのが、学校情報です。
その中の学校別情報にある、「合格HOTLINE」というコンテンツが、受験をする際の参考になるのです。
これには、各学校を受験した人のアンケートがまとめられています。
その中に、今後の受験生に対するアドバイスや面接などの回答なども記載されているのです。
実際に受験した人の生の声なので、とても役立つでしょう。
Nポータルのコンテンツ
では、Nポータルにはどのようなコンテンツがあるのでしょうか?
コンテンツの内容を、詳しく解説していきます。
コンテンツは、以下のようなものがあります。
- テストの振り返り
- テスト結果
- 教室からのお知らせ
- 学習サポート
- 日能研からのメッセージ
- 日能研情報共有広場
- オン・ザ・ロード資料
- キッズレーダー
- ちょこっとチャレンジ
- プロフェッショナル・アイ
テストの振り返り
このコンテンツは、Nポータルの中で最も重要といってもいいでしょう。
ここには、これまでに受験したテストの内容が保管されています。
日付とテストの種類などが書かれていて、教科ごとにその問題や正答を確認できます。
また、問題毎の正答率なども見ることができます。
それにより、その問題が本当に難しくて間違えたのか、それともケアレスミスや見落としがあって間違えたのかが分かるでしょう。
例えば、正答率15%の問題なら非常に難しいのですが、その類題が出されることは少ないでしょう。
しかし、正答率80%の問題ならそれほど難しくないので、ケアレスミスなどで間違えた可能性が高いでしょう。
また、その類題は出される可能性が高くなります。
そのため、やり直しに力を入れるべき問題と、解き方をマスターしておけばいい問題とを分けて考えることができます。
見直し学習もやりやすくなるでしょう。
テスト結果
テストを受けた際の、個人の得点や偏差値、そのテストの平均点などを確認できます。
これもテストごとにまとめられていますが、教科別にはなっていません。
また、解答用紙は記載されていません。
その為、振り返り学習をするには実際の解答用紙が必要です。
こちらはあくまでも、偏差値での評価や平均点を確認するものです。
テストの振り返りとこちらを閲覧するには、テストの際に配布されるパスワードが必要です。
教室からのお知らせ
教室からのお知らせには、子どもに関係のあるお知らせが届きます。
未読メッセージがある場合は、しっかりと確認しておきましょう。
個人向けのお知らせが記載されています。
学習サポート
学習サポートには、以下のコンテンツが含まれています。
キッズレーダー
年長から小学校3年生までの、低学年を対象とした情報誌をPDFで閲覧できます。
冊子でも配布されていますが、見逃したものがある場合は便利です。
刊行は、年4回です。
内容は、様々な分野における専門家へのインタビュー内容や、日能研の教務スタッフが執筆した「かずとかたちの世界」や「ことばの世界」、「親に学ぶ」といったコーナー、日能研を卒業した人を対象にしたインタビューなどがあります。
子どもだけではなく、その保護者に向けた内容も含まれています。
中学入試問題データ
実際の入試問題のデータ集です。
色々な角度から分析しており、科目別にピックアップもしています。
受験勉強の指針となるようなコンテンツです。
例えば、国語なら出題される漢字やことわざ、四字熟語などのランキングが掲載されています。
算数なら、計算問題の出題比率や出題内容のランキングなどがあります。
社会では、出題された都道府県ランキングや時代、人名などのランキングがあります。
理科の場合は、グラフ問題や計算問題、作図問題などの比率や出題傾向のランキングなおです。
ちょこっとチャレンジ
毎週火曜日に国語と社会、木曜日に算数と理科の問題が出題されます。
毎回、ちょっと調べればわかる問題やちょっと計算すれば分かる問題など、ちょっとで解けるような問題が出題されています。
各教科とも、出題されるのは週に1問ずつです。
勉強に行き詰まった時などに見て、ちょっとだけ気分転換をするのもいいでしょう。
クイズ感覚で、チャレンジしてみましょう。
プロフェッショナル・アイ
研究家や専門家など、色々な分野の専門家の取り組みを知ることができるページです。
コラムのようになっているので、軽い読み物と思ってください。
日能研からのメッセージ
全体的なお知らせは、こちらに記載されます。
次回のテストの日程や、新学年教室の応募スタートなどの情報はこちらで確認できます。
日能研情報共有広場
日能研の詳しい内容や、どのような取り組みをしているかが書かれています。
DI学習支援システムがどのような働きをしているかということや、3年生から6年生が入塾した際にかかる費用まで、幅広く扱っています。
Nポータルを活用するために
ポータルで重要なのは、やはりテストの振り返りできるという点です。
正答と解説があるので、通常はテストの解答用紙を見て間違えた問題、特に正答率が高いものをもう一度解いてみて、正解できなければなぜ間違えたのかを考えてみる、というやり方をするでしょう。
その際は、保護者も一緒になって考えることが多いのですが、複雑な問題だと正しく理解できず、いつまでも解けないことがあります。
そのとき、必要になるのが分かりやすい解説です。
解答と共に解説が記載されていますが、それだけで分かるとは限りません。
何が分からずに躓いているのかを理解して、正しい解き方を解説してもらわなければ解けない問題も、少なくはないのです。
その為におすすめなのが、個別指導の学習塾や家庭教師です。
全体に合わせて問題を解いていくのではなく、自分が分からないところをピンポイントで説明してもらえるこの2つは、スムーズに理解するために必要なのです。
ただ、個別指導の学習塾は学校が終わってから通うため、どうしても夜遅くまでかかってしまいます。
遠ければ保護者が送り迎えすることになるでしょうが、それが難しいこともあります。
また、小学生を1人で夜8時、9時に帰宅する塾へと電車で通わせるというのも、抵抗がある人も多いでしょう。
そのため、自宅でできる家庭教師がおすすめです。
まずは自分で解いてみて、どうしても途中で分からない点が出てくることが多い場合は、家庭教師の利用も検討してください。
まとめ
日能研のNポータルは、日能研の塾生ではなくてもテストを受験した人なら見ることができます。
テストの見直しをする場合などは、重宝するでしょう。
ただ、どうしても詳しい説明がないと理解できない問題も出てきます。
その場合は、家庭教師などを利用しましょう。
首都圏で中学受験対策の家庭教師をご希望の方は、是非一度、代々木進学会にご連絡下さい。
お電話・メールどちらでもお問い合わせ頂けます。
講師一同、お待ちしております。