中学受験の模試はこれがおすすめ! 本当に活用できる模試を紹介します

本当に活用できる模試を紹介します

中学受験においては、模試をいかに上手に活用できるかが、合格できるか否かの分かれ道でもあります。そうは言っても、調べてみるとさまざまな模試が実施されていて、そのすべてを受けることは不可能です。塾に通っていれば独自のテストも頻繁に行われるので、あれもこれも受けていたのでは、お子さんも疲れてしまうでしょう。そこで、「受けるなら、これ」というおすすめの模試を紹介します。

模試を受けるメリットとは

模試を受けることには、いくつものメリットがあります。
ひとつは、受験の疑似体験ができることです。中学受験は広い会場に受験生を集めて行われるため、小学校で受けるテストとは違う独特の緊張感が漂っています。その緊張感を模試で体験することができます。
中学受験をする子どもたちの多くは模試を経験し、雰囲気に慣れていると言って差し支えありません。模試を受けることは、受験の予行練習であるともいえるのです。

また、模試を受ければ、受けた小学生全員の中の順位、偏差値など、自分の実力がどのくらいであるのか客観的に知ることができます。もちろん、塾に通っていれば、その中でのだいたいの順位はわかるでしょう。しかし、中学受験をするのは、同じ塾に通っている子どもだけではありません。模試のような機会があってこそ、力比べができるというものです。

模試では、志望校の合否判定も出してくれます。ここで大切なのは、「合格」「不合格」の判定に一喜一憂せず、判定をひとつの指標にして勉強の方針を決めていくことです。模試の結果は、点数や偏差値だけでなく、正答率や弱点まで細かく分析されて出てきます。自分の弱点がわかれば克服に向けた勉強法を考えることができますし、4科目の学校を受けるか、2科目に徹するか、受験校を選ぶときにも参考になります。模試を受けることで得られるデータや情報は、多種多彩です。

模試は日程を公開したうえで実施されますから、模試の日に照準を合わせることで、計画的に勉強を進めることができます。勉強はなんとなく取り組むよりも、計画性をもって取り組んだほうが効率的です。

模試はどのくらい受けるべき?

模試の主催者や規模によって、受験者数、受験者の学力レベル、試験の難易度が異なります。そういったことをチェックして、お子さんの学力や志望校のレベルに合った模試を選んでみましょう。
受ける回数については一概には言えないのですが、定期的に受けることで、勉強の成果が見えやすくなりますし、今後の指針も立てやすくなります。4年生、5年生だったら力試しも兼ねて年に数回、6年生になったら2か月に1回、お子さんにやる気があれば毎月のペースで受けてみてもよいでしょう。

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首都圏で中学受験におすすめの模試

首都圏の中学受験を目指す際におすすめの模試を、それぞれの特色と合せて紹介します。

日能研「合格判定テスト」

日能研が実施する模試で、難易度は高めです。日能研に通っている子どもを中心として、難関校を志望する子どもが多く受けています。
特色のひとつは、試験結果が非常に早くわかることです。対象となるのは6年生のみですが、試験の翌日には、成績データや合否判定などの情報を会員用のWebサイトにアクセスして確認することができます。

四谷大塚「合不合判定テスト」

四谷大塚が実施する模試で、難易度は日能研とほぼ同レベルといわれていますが、難問に偏らない出題バランスのよさが特徴です。ただし、問題量は多めなので、時間配分を考えて取り組まないと、時間切れになってしまうこともあります。
四谷大塚以外の塾に通う子どもの受験も多く、母数の多さ、試験結果の精度には定評があります。そのため、「合不合判定テスト」で志望校を決めるという受験生も多いのだとか。中堅校から難関校を狙う子どもまで、幅広い層向けのテストです。

首都圏模試センターの「統一合判」

塾が主催する上記ふたつの試験に比べると難易度は低く、中堅校以下の学校を志望する子どもに向いているテストです。
受験の母数はそれなりに多いのですが、高得点を取りやすい傾向にあるため、子どものモチベーションアップにはおすすめといえます。上記ふたつのどちらかと組み合わせて受験することを考えてもよいのではないでしょうか。

模試が終わったらしっかりと復習を

模試は「受けて終わり」ではありません。偏差値や合否判定は、あくまでも現在の学力をはかるひとつの指標です。試験を受けっ放しにせず、しっかりと復習することを心がけていきましょう。

まず、答えを間違えた問題や解けなかった問題は「次に同じ問題が出たら絶対にできる」と自信を持って言えるようになるまで、繰り返し挑戦して確実に解けるようにしておきましょう。解けたものの時間がかかってしまった問題も同様です。
また、テスト結果からお子さんが苦手とする教科や分野を確認することもできますから、記されたアドバイスも参考にして、今後の勉強計画に役立ててください。

まとめ

中学受験の模試の中から、おすすめのもの、活用法についてお伝えしました。試験というと、どうしても「受けて終わり」「結果を見て終わり」になりがちですが、大切なことは結果をその後の勉強に生かすことです。受けることで試験の雰囲気に慣れ、成績が出たら弱点克服などに役立てていきましょう。その先に、きっと合格が待っています。

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