小学生が学力を上げるにはこれを見直そう! 生活習慣や目標設定が大切

小学生が学力を上げる方法とは

小学生のうちは「のびのび元気に過ごしてほしい」と思う反面、「できれば学力も上げてほしい」と願うのが親心ではないでしょうか。勉強は積み重ねですから、小学生の時点でつまずいてしまうと、その先で苦労することになってしまいます。では、小学生はどのようにして学力を上げていけばよいのでしょうか。この記事で、ポイントをお伝えします。

生活習慣や勉強する癖を身につけさせる

まずは、規則正しい生活習慣を身につけること、毎日勉強する癖をつけることを目指しましょう。身につけるまでの時間は少々かかるかもしれませんが、焦らないことが大切です。習慣は身につきさえすれば、さほど苦にすることもなく継続することができます。

正しい生活習慣を身につけさせる

生活習慣と成績には、相関関係のあることがわかっています。生活習慣が整っていない子どもは、成績が上がらない傾向にあるのです。まずは、正しい生活習慣が身につくように、お子さんに働きかけていきましょう。
正しい生活習慣を身につける方法のひとつは、早寝早起きを実践することです。朝、いつもより30分ほど早く起きるようにしてみましょう。そうすれば、夜も早めに眠くなります。
ふだんから夜更かしをしていると、日中も睡眠不足状態になってしまいます。残念ながら、この状態では集中力も記憶力も発揮することができません。

もうひとつ大事なことは、朝ごはんを含めて3食をしっかり食べること、食事内容の栄養バランスを考えることです。
朝食も、食べた子と食べない子ではテストの点数に差が出るという研究結果が報告されています。朝から手のこんだ食事を用意する必要はありませんが、ごはん+具だくさんのお味噌汁、パン+ヨーグルト+果物というシンプルな献立でも、栄養バランスはとることができます。

毎日決まった時間に継続して勉強に取り組む

勉強も、毎日決まった時間に取り組めるように声をかけていきましょう。長く勉強させるのではなく、決まった時間に勉強を始める習慣をつけることがポイントです。
勉強時間は、30分、1時間など、お子さんの性格と学年に合った時間を設定するとよいでしょう。また、宿題、ドリルなど、取り組む課題を決めておくと取りかかりやすくなります。

小学校は帰宅時間が決まっていますから、「4時から4時半は勉強時間で、それがすんだらおやつ」というような約束事をしてみてはどうでしょうか。勉強場所をリビングのテーブルにすればお子さんの様子もわかりますし、適宜声をかけることもできます。

ゴールから逆算して課題を決める

目的なく勉強するより、自分なりの目的があったほうが、勉強にも身が入りやすくなります。中学受験を目指しているのであれば模擬試験や受験日、そうでない場合は小学校の期末テストなどを身近なゴールとして設定してみましょう。そして、ゴールから逆算して勉強内容を決めていきます。
苦手なこと、理解不足だったことに集中して取り組めば、少しずつ学力も上がっていくはずです。

達成感を得られやすいようにする

どんなことでもそうですが「やり終えた」「できた」という達成感は、次も頑張ろうというモチベーションにつながります。
勉強も同じです。その日の勉強を終えたらカレンダーにごほうびのシールが貼れる、ページ数が少なく短時間で終えられるドリルを用意して取り組ませるなど、お子さんが達成感を得やすい工夫をしてみましょう。

復習を重視する

勉強では予習・復習が大事といわれますが、学力の向上を目指すなら、復習を重視して取り組むことをおすすめします。
わからないこと、できなかったことをそのままにしないことは、つまずき防止のためにも重要です。また復習には、学校や塾で教わったこと、理解したことを記憶に定着させる役割もあります。
復習を重視して習慣化することで、理解不足がなくなれば、自ずと学力もついてくるでしょう。

親がスケジュール管理や精神的なケアを行う

できれば子どもが自主性をもって勉強に取り組めるとよいのですが、まだ小学生ですからなかなか実践できないのは致し方ありません。押しつけすぎることのないように、さりげなくスケジュールを管理して、勉強に向かうように促していきましょう。特に中学受験を考えているのであれば、模試や受験日程も含め、どのように勉強を進めていくかを管理するのは、親の務めといって差し支えないくらいです。

また、子どもの様子をよく見て、元気がなさそうなとき、疲れていそうなときには声をかけることも心がけていきましょう。
テストの成績がふるわずに勉強する意欲が落ちることもあるはずです。そのようなときも、親からの適切な声がけがあれば、子どもは気持ちを切り替えることができます。もちろん、いい成績をとってきたときには一緒に喜ぶなど、感情をしっかりと受け止めてあげましょう。そのほか、難しい問題を解いているときは一緒に挑戦してみるなど、常に親に見守られているということがわかると子どもの心は安定します。心が安定していれば、学力向上にもつながっていくはずです。

まとめ

小学生が学力を上げるためには、適切な親の関わりが欠かせません。この記事で紹介したことのひとつひとつが学力を上げる方法なのだととらえ、できることから実践してみてください。いきなりすべてをこなそうとすると、親子でダウンしてしまいます。まずは生活習慣を見直してみてはいかがでしょうか。十分な睡眠時間と栄養バランスのとれた食事は、子どとっても大切なことです。

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