家庭勉強で気を付けたいこと~あいさつの重要性~

家庭勉強で気を付けたいこと~あいさつの重要性~?

朝起きた時、あいさつはきちんとしているでしょうか?
学校も塾も、まずはあいさつから始まります。
しかし、家庭学習では自分で勉強することが多いので、あいさつはあまりしていません。
あいさつの重要性について、考えてみましょう。

あいさつはどのくらいしている?

あいさつというのは、さまざまな場面でしています。
皆さんは、どのようなときにあいさつをしていますか?
子どもがあいさつをする場面について、考えてみましょう。

まず、朝起きたら「おはよう」とあいさつをします。
そして、朝ごはんでは「いただきます」と「ごちそうさま」の2回、あいさつをするでしょう。
家を出る時は、「いってきます」とあいさつをして「行ってらっしゃい」と見送りますよね。

子どもが学校に着いたら、お友達に「おはよう」とあいさつするでしょう。
そして、先生が来たら先生にも「おはようございます」とあいさつをします。
そうして、一日の授業が始まります。

授業は、毎時間「起立、礼、着席」で始まります。
終了の際も、同じです。
そして、学校が終わる時は「さようなら」と言って終わります。

帰ってきたら「ただいま」、また食事のときは「いただきます」と「ごちそうさま」、練るときは「おやすみなさい」と、あいさつは何度もすることになるでしょう。
習い事をしていると、その機会はさらに増えます。

あいさつの重要性が特に顕著なのが、空手や剣道、柔道などの武術系です。
こういった競技では、礼に始まり礼に終わるといわれるほど、あいさつが重要視されています。
道場に入るときと、出るときは無人の道場に礼をするほどです。

日常生活はもちろん、様々な場面であいさつは行われています。
普段は何気なくおこなっていることでも、こうやって思い返してみるとかなりの回数になりますよね。

あいさつの意味は?

頻繁に行っているあいさつですが、その意味を考えたことはあるでしょうか?
習慣になるほど行っているものですから、そこには何らかの意味があるはずです。
では、どのような意味があるのでしょうか?

あいさつをするタイミングを、よく考えてみましょう。
起きたとき、家を出発するとき、学校についたとき、授業が始まるときなど、あいさつをするタイミングの多くは、これまでとは違うことをするときが多いのです。

舞台やドラマでいうと、これまでと違うシーンに切り替わるタイミングです。
もちろん、相手に対する礼儀という面もあります。
しかし、それ以外にも自分の気持ちを切り替える、という意味があるのです。

よく、一流のアスリートは、集中力を高めるためのルーティンがある、と話題になっています。
野球のイチロー選手や、ラグビーの五郎丸選手などが有名ですが、それ以外にも多くのアスリートが自分なりのルーティンを持っています。

そして、それは日常生活でも同じです。
毎日、朝起きたら「おはよう」ということを繰り返していると、意識を起床後の半覚醒状態から、スムーズに覚醒状態へと切り替えられるようになっていくのです。

同様に、「行ってきます」ということで意識を家の中にいるときから切り替えて、車などに気を付ける外出時の意識に切り替えます。
そして、学校に着いて友人に挨拶することで、学校での自分の在り方に切り替えるのです。

つまり、あいさつはそれぞれ、その場面に適した意識へと切り替えるためのルーティン動作と同じ意味を持つのです。
武道をはじめ、スポーツで礼が重要視されるのも、同じ理由です。

相手に敬意を払うという意味もありますが、それ以外にも意識をそのスポーツに切り替えるという意味があります。
先輩やコーチに言われるがままやっていることでも、続けているうちにそのタイミングで意識が切り替割るようになっていくでしょう。

そして、学校の授業で始業時と終業時に毎回同じようにあいさつや礼をするのも、意識を切り替えて授業に集中させるためのルーティンです。
起立、礼、着席と動作が付くことで、さらにその効果も高くなるのです。

最後にもう一度同じ動作をすることで、集中力を解いていいんだという合図にもなります。
学校にいる間、集中し続けた方がいいんじゃないか?と思うかもしれませんが、集中できる時間には限りがあります。
そのため、授業の合間には一度気持ちを切り替えて、次の授業まで休んだ方がいいのです。

このように、あいさつという行為によって、その場面に適した気持ちに切り替える習慣をつけていくのです。
あいさつがないと、気持ちもあいまいなままで上手く切り替えられないこともあるでしょう。

家庭学習での重要性

家庭学習では、あいさつをする子どもがあまりいません。
それはなぜかというと、家庭学習は基本的にひとりで行うからです。
武道なら、一人でも道場に向かって礼をしますが、家庭学習ではあいさつをしてから始めようと思う人は少ないでしょう。

今までは、それが当たり前と思っていました。
しかし、学校が長期で休校になるような昨今の状況では、家庭学習の占めるウエイトがかなり大きくなっています。
そのため、家庭学習もこれまで以上に効率よく、集中する必要があるのです。

そのために、まずするべきなのはルーティンを決めることです。
ルーティンは、毎回忘れずにできるなら何でも構いません。
勉強をすることに意識を切り替えられるなら、好きにしていいのです。

ただ、やはり毎回続けやすく、手軽にできるのがあいさつです。
教師がいないので、学校のように号令をかけてあいさつをすることはないでしょう。
そのため、自主的に行う必要があります。

あいさつは、誰が対象でも構いません。
お母さんがいるなら、勉強を始める前に一度お母さんにあいさつしてもいいでしょう。
もしいない場合は、机や教科書、ノートに向けてあいさつをしてもいいでしょう。

とにかく、習慣づけることが重要なのです。
最初は、何をやっているんだろうと自分の行動に疑問を抱くかも知れません。
しかし、「今から勉強を始めるぞ!」という意識に切り替えるには、有効な手段です。

また、あいさつも最近はできない子どもが増えています。
あいさつをされても、あいさつを返せない子どももいるのです。
これは、単に大人があいさつするところを見る機会が少ないという理由が多いのです。

家庭でのしつけという可能性もあります。
かなり前の話ですが、学校の給食で「いただきます」や「ごちそうさま」を子どもに言わせるな、という親がいました。

給食費を払っているんだから感謝の必要はない、というのがその理由でしたが、それでもあいさつをしない理由にはなりません。
あいさつの習慣は大切なものなので、大人が率先してあいさつする姿を子供に見せてあげましょう。

普段、何気なく続けていたり、気にせず行っているあいさつですが、その効果や意味について、もう一度見直してみてはいかがでしょうか?
なぜ大事なのか、大人が納得した上で子どもにもすすめてあげましょう。

まとめ

気軽に人と会うこともできなくなった現状では、家庭学習をする機会も増えているでしょう。
その中で、あいさつをする機会も減っているのですが、その必要性についてもう一度考えてみてください。
あいさつは、単なるコミュニケーションツールではなく、自分の気持ちを切り替えることにも役立ちます。
どのくらいの効果があるかを実感しつつ、なるべく多くの機会であいさつをするよう心掛けてください。
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