中学受験の早稲田アカデミーの評判ってどう?塾の特徴を分析します

パソコンへ向かう生徒と先生

小学生から高校生まで、受験塾の大手として名を馳せる早稲田アカデミー。高い合格実績をあげていることから、中学受験に備えて入塾を検討しているご家庭も多いことと思いますが、やはり気になるのが評判ではないでしょうか。通うのであれば、塾としての特徴をしっかりと見極め、親子で納得したいところです。この記事で早稲田アカデミーについて解説しますので、参考にしてください。

早稲田アカデミーの特徴

早稲田アカデミーのクラス編成や授業の特徴としては、次のようなことが挙げられます。

少人数制の指導

クラスは、ほかの受験塾と同じようにテストの成績によって振り分けられますが、早稲田アカデミーの場合は多くても1クラス13名前後の少人数制です。
在籍する子どもの人数によっては、これより少ないこともありますし、もしも1クラスの人数が多くなってしまう場合は、2クラスに分けるなどの対応をとっています。
同じくらいの学力を持つ仲間と切磋琢磨できると同時に、少人数で勉強に集中できる環境が整えられているといえるのではないでしょうか。

授業中の私語は禁止

さらに集中して授業に取り組めるように、授業中の私語は禁止となっています。こういうと「厳しい」と感じるかもしれませんが、どんなことがあってもしゃべってはいけないということではなく、「自分勝手な発言は慎みましょう」ということです。
例えば、講師が誰かに問いかけたことに対して発言できるのは、問いかけられた子どもだけです。ほかの子が「その答えは、〇〇だ」などと言うことは認められていないということです。
横やりが入ったのでは、指名された子の思考力が邪魔されてしまいます。つまり「私語禁止」はひとりひとりが考える力を伸ばすための、早稲田アカデミーならではの教育方針なのです。

講師のサポートが手厚い

「早稲田アカデミーは宿題が多い」と耳にしている方も多いのではないでしょうか。確かに、小学校で出る宿題と比べると、かなりの量が課せられます。
しかし早稲田アカデミーにとって宿題は、授業で学んだ内容の定着をはかるためには必要なものという位置付けです。考えようによっては、宿題というかたちで家庭学習をサポートしているともいえます。そのため、宿題を出しっぱなしにするのではなく、講師が手厚くチェックやフォローをすることが、早稲田アカデミーの特徴のひとつなのです。

講師のサポートは子どもに対してだけではありません。保護者会や面談を通じて家庭ともコミュニケーションをはかり、家庭学習についてもアドバイスをしてくれます。生徒ひとりひとりにとことん講師が向き合う熱意は「早稲田アカデミーならでは」と言えるほどです。

中学受験のためのNN志望校別コース

早稲田アカデミーには、通常の授業のほかに、6年生から開講される「NN志望校別コース」というオプションがあります。他塾から通う子どももいるほど評判の高いコースです。

「NN志望校別コース」のNNとは「何がなんでも」という意味です。つまり「何がなんでも第一志望校の合格を手にすること」を目的としたコースです。
特徴は、「御三家」のようにひとくくりにせず「開成クラス」「桜蔭クラス」「早実クラス」など、学校ごとにコース設定があることです。最新の入試傾向や出題の特徴などを分析し、その学校の合格に特化したオリジナルテキストを用いて講義が行われます。
さらには、保護者会、個別面談、面接の練習など、授業以外でも常に講師が寄り添ってくれることも人気のポイントといってよいでしょう。

熱血指導で成績アップを図る

早稲田アカデミーは「本気でやる子を育てる」という教育理念を掲げています。その思いが授業にも反映されることから「熱血指導」「体育会系」と評されることもあるのですが、とことん子どもに向き合って接する姿勢は、言葉を変えれば、面倒見がいいということです。子どもがつまずいたときも、子ども自身の力で解決できるように常に寄り添って励ましてくれます。
内気なお子さんなど、性格によってはこういった雰囲気が合わないこともあるかもしれません。しかし、大きな声で怒鳴ったり根性論を押しつけたりするような熱血指導ではないので、「わからないことがわかった」「テストの点数が上がった」などの成功体験を重ねることで指導になじめる可能性は十分にあります。

勉強だけでなく、礼儀や授業態度も重視している

早稲田アカデミーでは、勉強に取り組むための雰囲気作りも大切にしています。
たとえば、挨拶です。授業が始まる前には「よろしくお願いします」、終わった後には「ありがとうございました」と声を揃えて大きな声で言うことを徹底しています。声が小さかったり全員の声が揃っていなかったりしたときには、やり直しになることもあります。
「今から勉強を頑張るぞ」という子どもたちの気持ちを高めるためには、挨拶が大切であるという早稲田アカデミーならではの考え方によるものです。
授業中に不真面目な態度をとると、注意を受けることもあります。しかしそれも、子どものためなのです。講師の行動や姿勢のすべてが、先ほど伝えた教育理念に基づいています。

まとめ

早稲田アカデミーの評判を知りたいという方に向けて、早稲田アカデミーならではの特徴を紹介しました。中学受験で合格を手にするために、塾は頼りになる存在です。ただ、塾ならどこでも同じというわけではありません。早稲田アカデミーの入塾を考えている場合は、お伝えした内容とお子さんの個性を照らし合わせた上で検討してみてはいかがでしょうか。

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