中学受験へ偏差値30台から挑む代々木進学会の学力アップ方法

挙手する生徒を指す先生

中学受験を目指して塾に通い始める時期は、一般的に小学校3年生の終わりから小学校4年生にかけてです。受験に特化した大手の塾の場合、子どもの学力レベルごとにクラス分けをするため、入塾前にテストを実施することがほとんどです。その結果が偏差値30台だったりすると「うちの子は大丈夫なのか」と心配になるものです。
小学校6年生の受験までに成績アップするためにはどうしたらよいのか、その方法をお伝えします。

偏差値が30台の場合は受験を諦めたほうがよいのか

偏差値30台という数字を見ると「受験しても合格できないのでは」という思いが頭をよぎることでしょう。しかし、小学校4年生のはじめに偏差値30台だったから、ずっとそのままということではありません。本人のやる気と努力、親のサポートがあれば、十分に挽回できます。

すぐに成績アップにつなげるのは難しいかもしれませんが、受験までの期間は3年弱。合格できるか否かは、その期間の勉強にかかっています。

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偏差値30台からの中学受験でやっておくべきこと

偏差値が低い子どもの多くに、生活リズムの乱れ、家庭学習の習慣がないという傾向が見られます。「生活リズムと成績にどんな関係が?」と疑問に思われる方もいるかもしれませんが、規則正しい生活習慣が成績向上につながることは、実証されています。

まずは、きちんとした生活習慣を身に付けること、家庭での学習習慣を身につけること、このふたつを目指しましょう。そのためには、親からの働きかけや努力も必要です。

生活習慣をつける

生活習慣をつけるために心がけたいのが、早寝早起き、挨拶をすること、朝食をとることです。それまでが夜更かしだった場合、いきなり早寝早起きをすることは難しいかもしれませんが、「早く寝なさい」というよりも、朝早く起こしてしまったほうが、夜になると自然に眠くなるので効果的だと言われています。

朝早く起きれば、朝食をとる時間も確保できるでしょう。朝食をとる子のほうが良い成績を取るという調査結果もありますから、あなどることはできません。

挨拶は、人間関係を築く基本です。「おはようございます・おやすみなさい」「行ってきます・ただいま」「いただきます・ごちそうさま」のほか、呼びかけられたら「はい」と返事をすることなど、もしも身についていないようでしたら、まずは親が実践しながら子どもに伝えていきましょう。

家庭学習の習慣をつける

中学受験では家庭学習の習慣も必要不可欠です。学校から帰宅してひと休みした後、夕飯の前など、勉強する時間帯を決めて取り組んでみましょう。ゲームなどの趣味は勉強がすんでからという約束をすることも効果的です。勉強内容は、学校の宿題でも塾の宿題や復習でもかまいません。30~40分程度の時間を区切り、その時間内に終えられるように見守り、励ましていきましょう。

中学受験の偏差値が上がる時期

偏差値30台から勉強を始めたとき、偏差値が上がる時期は2パターンに分けられます。基礎力が身につく時期と、応用力が身につく時期です。

基礎力が身につく時期

どんな勉強も基礎の上に成り立つものです。コツコツと基礎の勉強をすれば、その力がついてきたころ、偏差値が上がってきます。科目ごとに基礎をつけるための勉強法を簡単にまとめてみましょう。

国語では、漢字練習と文章を読む習慣をつけることが大切です。文章を読む習慣は、本でも新聞でもかまいませんし、簡単な問題集でもかまいません。基礎力を身につけたいので、中学受験レベルの問題集ではないものを選びましょう。

算数の基礎は、なんといっても計算力です。計算力は、毎日繰り返し問題を解くことで確実に身に付きます。計算問題集などに取り組んでみましょう。

国語はすべての教科に通じる勉強ですし、算数の計算力は理科にもつながります。まずはこの2科目に専念して基礎力を磨いていきましょう。そうすれば、さほど時間はかからずに偏差値を上げることができるはずです。

応用力が身につく時期

基礎が身についたら、応用力です。応用力が確実に身につけば自ずと偏差値も上がりますが、ここは少し長期戦で臨む心構えが必要です。半年~1年程度はかかると思い、焦らずにいきましょう。

国語では、基礎問題からレベルを上げた問題に取り組んでみましょう。志望校の過去問にチャレンジしてみることもおすすめです。何度も繰り返して解くことで力がついていきます。

算数では、計算問題に、文章問題や図形の問題をプラスしていきましょう。文章問題や図形を苦手とする子どもは多いのですが、ここで重視したいのは「正解すること」ではなく、解くための「考え方を身に付けること」です。答え合わせをするときには解説をしっかり読み、なぜそのように解くのかを考えるようにします。子どもだけでは難しい面もあるので、親のサポートも重要です。

社会と理科は、暗記力がモノを言います。何度も繰り返すうちに自然に覚えてしまうので、勉強スケジュールの中に組み込んでしまいましょう。図にしたり、絵に描いたり、手を動かしながら勉強すると覚えやすくなります。

偏差値30台からの中学受験の塾選び

中学受験の塾では、実績を上げている有名な塾に目が向きがちです。ただし、そういった塾は勉強量も多くなりますし、地域から学力の高い子どもたちが集まってきます。
そういった中で萎縮せずに勉強できるかどうか――塾を選ぶときには、子どもの性格や基礎学力のレベルを考慮することも必要です。そうでないと、塾に通うこと自体がストレスになってしまいます。

まとめ

中学受験を考え始める小学校4年生での偏差値が30台であったとしても、中学受験を諦める必要はありません。生活習慣や学習習慣を見直し、お子さんに合った塾を選べば合格の道は見えてきます。まずは基礎学力の充実をはかり、中学受験を目指しましょう。

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