ここを見よう!中学受験で失敗しない家庭教師の選び方

中学受験の対策として家庭教師を頼みたいと思うものの、「どんな人が来るのかわからなくて不安」「子どもと相性が良くなかったら……」「本当に合格できるのか」などと考えて躊躇する親御さんも多いようです。たしかに、依頼するなら、第一志望校への合格に導いてくれる信頼できる講師にお願いしたいもの。

家庭教師は、どのように探せばよいのでしょうか。この記事で、中学受験の家庭教師の選び方について解説します。

中学受験で家庭教師に何を求めるかをまず考えよう

はじめに、何を求めて家庭教師を依頼しようと考えたのか、なぜ塾ではなく家庭教師なのかをはっきりさせましょう。もちろん最終ゴールは「第一志望校の合格」なのですが、そこからもう一歩掘り下げてみてください。

例えば、自宅でまったく勉強しないのでとにかく勉強習慣が身につくように導いてほしい、あるいは、難関中学の問題集に取り組んでいるものの解けない問題が多いのでアドバイスしてほしい、苦手な教科があるので克服したい、中学受験の集団塾に通っているけれど授業についていけないのでマンツーマンのサポートが必要など、目的は人それぞれでしょう。

さらに言えば、家庭教師のタイプや個性もさまざまです。国語を得意とする講師がいれば、理系はおまかせの講師もいますし、手取り足取り教えることが得意な講師もいれば、生徒のやる気を引き出して主体性にまかせるタイプの講師もいます。算数の成績を伸ばしたいと思っていたのに、やって来た家庭教師が「算数は苦手で……」では、意味がありません。

だからこそ、何のために家庭教師を依頼したいのかをはっきりさせておくことが、大切なのです。目的がはっきりしていれば、目的を達成してくれる家庭教師、今ある悩みを解決してくれる家庭教師を選ぶことができます。

プロか個人かでの家庭教師の選び方

家庭教師を依頼する目的がはっきりしたら家庭教師探しを始めることになりますが、ここで多くの人が直面するのが「プロにお願いしたらよいのか、個人にお願いするのがよいのか」ということ。この悩みには「できればプロを選ぶことをおすすめします」とお答えします。

その理由は、プロは、その道の専門家だからです。家庭に出向いて指導する家庭教師としての実績を積んでいますし、何よりも経験が豊富です。受験情報にも広く精通していますから進路相談にも応じてくれますし、時間の融通を利かせて授業をしてくれることもメリットといえるでしょう。家庭教師専門の会社であれば、さまざまなタイプの講師を擁していますから、目的に合った講師とのマッチングがしやすいこともポイントです。

もちろん個人の家庭教師でも、相性が合えば問題はないかもしれません。ただ、個人の場合、近所の大学生のお兄さんだったり、知り合いに紹介してもらったりというケースが多くなるでしょう。仕事として関わる部分とプライベートで関わる部分の境界が曖昧になり、「もっと丁寧に教えてほしい」と思っても言い出しにくくなってしまうことがあります。家庭教師を断りたいという場合は、なおさらでしょう。
身近な人にお願いするのは簡単ではありますが、実際に教えてもらうようになってから不都合が出てくることも少なくありません。

体験授業を活用した家庭教師の選び方

家庭教師を選ぶときは、ぜひ体験授業は受けてみてください。子どもとの相性、指導力など、実際に顔を合わせることで見極めることができます。どんなに指導実績のある講師でも、どんなに優秀な大学を卒業した講師でも、子どもに合わない講師では成果に結びつきにくくなってしまうものです。

家を訪れたときの態度やふるまいはどうか、勉強の進め方や教え方は親身か、志望校合格に向けての具体的なプランや提案をしてくれるか、中学受験情報に詳しいか、人柄は信頼できそうか、子どもは馴染みそうかなど、体験授業から把握できることは多々あります。

契約内容による家庭教師の選び方

家庭教師を依頼する際は、契約内容をはっきりさせておくことも肝心です。
例えば、授業曜日や時間、授業の振替はお願いできるのかといった直接的なことのほか、授業料の金額や納め方のシステム、交通費の負担、更新料の有無、教材の購入はあるかといったことが挙げられます。

もしかしたら、体験授業ではよい雰囲気だと感じた講師が、実は遅刻や欠勤が多いということもあるかもしれません。人柄は良いけれど指導力が不足していて、成績に反映されてこないということもあるでしょう。もちろん成績は一朝一夕で上がるものではなく、成果が出るまでにはある程度の時間が必要ですが、信頼できない講師に勉強を見てもらうのでは、費用のムダともいえます。

そのような場合、担当の変更が可能かどうかということも、契約内容として確認しておくと良いでしょう。「聞きにくいな」と思うこともそのままにせず、その場で解決することが大切です。

もしも質問をしたのに曖昧に言葉を濁したり、契約を急かすような態度が見えたりしたなら、たとえ子どもと相性がよく感じられた講師であっても、考える時間をとったほうが無難かもしれません。特に金銭的なことは、後々のトラブルにつながりがち。契約内容に納得して家庭教師を依頼することは、子どものためにも心がけたいことといえます。

まとめ

中学受験を目指して「家庭教師を」と考える方に向けて、家庭教師の選び方をお伝えしました。子どものために力を尽くしてくれるプロの家庭教師を選べば、きっと第一志望合格に導いてくれることでしょう。そのためには、家庭教師を依頼する目的をはっきりさせることがポイントです。体験授業を利用し、契約内容も吟味して、素晴らしい家庭教師に出会ってください。

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