代々木進学会3つの管理の2つ目、問題の管理について

代々木新学会では、3つの管理をモットーに生徒さんを指導しています。
今回はその中から、「問題の管理」についてお話ししたいと思います。

代々木新学会では、なぜ問題の管理に重点を置いているのでしょうか?

解けない問題をなくすため

学習において、解けない問題をなくしていくことは、実は非常に大きな意味を持ちます。
そもそも、最初から勉強が嫌いな生徒さんはいません
では、どうして多くの生徒さんは勉強が嫌いになるのでしょうか?
それは、解けない問題が増えることによって勉強が嫌になってしまうからです。
解けない問題をそのままにしておくと、いつまでたっても解けない問題に取り組まなければならず、結果的に学習に対するモチベーションは落ちていきます。
学習に対するモチベーションを高くし、勉強に積極的に取り組むためにも、解けない問題をなくすることは大切なのです。

また、解けない問題をなくすことは、今後の学習にも大きな影響を与えます。
建物を建てようとする時、土台に穴が開いていたり、土台がぐらぐらしたりしている状態では、大きく頑丈な建物を建てることはできません。
これは、学習においても全く同じことです。
解けない問題があるということは、土台に問題がある建物と同じなのです。
点数が伸びないと悩む生徒さんは、必ずと言っていいほど学習の土台に穴が開いていたり、土台がぐらぐらしていたりします。
ですから、最も効率の良い学習のためには、まず土台に当たる部分の学力を身につけることが先決です。
その為には、土台部分の解けない問題を無くした状態で、次の解けない問題に取り組んでいくこと。
それを繰り返すことで、解けない問題を解く力を養っていくのです。

解けない問題をなくす、というと難しそうに聞こえてしまいますが、解けない問題をなくす方法はそれほど難しいことではありません
それは、一度間違った問題を次に出てきた時に解けるようにすることです。

しかし、今の子供たちの学習環境は大量の問題に囲まれ、次々と問題を解くことを強いられているため、間違った問題を振り返る余裕がなくなってしまっています。

1度解いた問題が解けないのでは、新しい問題を解くことはできません。
解けなかった問題を、なぜ解けなかったのか、どうすれば解けるのかを考えて解き直すことが次の問題を解くことに繋がります。

ですから、学習効果を高め、次の学習に結びつけていくために、問題の管理が必要なのです。
とはいえ、自分1人だけですべての解けなかった問題を解き直すというのは、子どもにとってなかなか簡単なことではありません。
ですから私たち代々木進学会の家庭教師は、生徒さん1人1人の解けた問題、解けなかった問題を把握し、生徒さんと一緒に解けなかった問題の復習に取り組み、解けるまで指導しているのです。

解けない問題が減り、解ける問題が増えるメリット

解けない問題が減るということは、学習の土台がしっかりすることを意味します。
学習の土台がしっかりすることは、今の点数だけではなく今後の学習にも大きな影響を与えます。
小学校、中学校、高校と続いていく学習は、常に繋がりを持っています。
ですから、解けないままにしておいた問題は、この先の学習の中でまた立ちはだかる壁となって出てくるのです。

今解けない問題を解けるようにすることは、今後の学習をスムーズに進め、学習の成果を出すために非常に大切なことなのです。

そして、解ける問題が増えることと、解けない問題が増えることとは、ただ単なる表裏の関係ではありません。
解けない問題が増えることは、子どもたちのモチベーションを確実に下げ、勉強に対する意欲をなくしててしまいます。
一方、解ける問題が増えることによって、子どもたちは勉強に対して意欲的に、自主的に取り組むようになり、高いモチベーションを保つことが出来るようになります。

自主的に学習に取り組むことは、学習の中において非常に大きな意味を持ちます。
自主的に学習するすることで、今何をするべきかを考える力が培われるのです。
今何をするべきなのか、自分に何が必要なのかを考えて実行することは、受験だけではなく、社会に出た後にも大切な能力です。

そして、自分で今なにをするべきかを考えながら、高いモチベーションで学習に向かうことができるようになると、学力は自然と伸びていくものです。

このように、解けない問題が減り、解ける問題が増えることは、今の点数だけではなく、今後の学習や社会生活においても大きな意味を持ちます

また、テストで間違ったり、解けない問題があったりすることは、自分の弱点を知ってその弱点を補強することができる大きなチャンスでもあります。

つまり、問題を管理するということは、弱点をチャンスに変え、今後の学習の土台を作っていくことに繋がるということなのです。

以上が、代々木進学会が問題の管理を重要視する主な理由となります。
少しでもご理解頂けましたでしょうか?

東京都で中学受験対策の家庭教師をご希望の方は、是非一度、代々木進学会にご連絡下さい。
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講師一同、お待ちしております。

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